SharePoint トリガー
トリガーとは、フローを開始するイベントのことです。 たとえば、Microsoft Lists でアイテムが追加または編集されると、メール通知の送信といったアクションのフローがトリガーされます。
Power Automate フローで利用可能な SharePoint トリガー
Microsoft Power Automate 用 SharePoint コネクタは以下のフロー トリガーをサポートしています。
トリガー | 説明 |
---|---|
アイテムが作成されたとき | アイテムが作成されたときにトリガーします。 |
アイテムが作成または修正されたとき | アイテムが作成されたときと、そのアイテムが変更されるたびにトリガーします。 |
フォルダー内でファイルが作成されたとき | SharePoint フォルダー内でファイルが作成されたときにトリガーします。 サブフォルダーでファイルが追加および更新されても、トリガーは起動しません。 サブフォルダーをトリガーする必要がある場合は、複数のトリガーを作成する必要があります。 |
選択したファイルの場合 | このトリガーにより、選択したファイルのフローを開始できます。 入力は、サイト アドレスとライブラリ名です。 出力は、名前、アイテムへのリンク、および ID です。 |
選択したアイテムの場合 | このトリガーにより、リストやライブラリの選択されたアイテムに対してフローを開始することができます。 リストまたはライブラリの列を出力パラメーターとして使用できます。 ファイルの場合は、識別子列を使用してファイルの内容を取得できます。 |
コンテンツ解釈モデルがファイルを分類したとき | Microsoft SharePoint Syntex のコンテンツ解釈モデルがファイルを分類する際にトリガーし、そのファイルの分類日プロパティに表示します。 |
ファイルが作成されたとき (プロパティのみ) | ライブラリでアイテムが作成されたときにトリガーします。 ライブラリ列に格納されているプロパティのみを返します。 "ファイルの内容の取得" の手順を追加し、このアクションによって返されるファイル識別子プロパティを使用して、ファイルの内容を取得できます。 |
ファイルが作成または変更されたとき (プロパティのみ) | ファイルの作成時や、ライブラリ内のファイル プロパティを変更する際に、フローがトリガーされます。 そのファイルに関連付けられているカスタム ファイル プロパティのみ返されます。 |
ファイルが削除されたとき | ライブラリからファイルを削除するとトリガーされます。 また、オプションで監視対象のフォルダーを指定できます。 フォルダーを削除すると、削除されたフォルダーに対してトリガーを 1 回だけ起動します。 リストが配置されているサイトのサイト コレクション管理者のみがこのトリガーを使用できます。 |
サイトがハブ サイトへの参加を要求するとき | ハブ サイトへの参加承認時にフローをトリガーします。 |
アイテムが削除されたとき | リスト内でアイテムが削除されたときにトリガーします。 リストが配置されているサイトのサイト コレクション管理者のみがこのトリガーを使用できます。 |
アイテムまたはファイルが修正されたとき | アイテムが作成されたときと、そのアイテムが変更されるたびにトリガーします。 |
フォルダー内でファイルが作成または変更されたとき | SharePoint フォルダー内でファイルが作成されたときと、そのファイルが変更されるたびにトリガーします。 サブフォルダーでファイルが追加および更新されても、トリガーは起動しません。 サブフォルダーをトリガーする必要がある場合は、複数のトリガーを作成する必要があります。 |
主な機能
以下の機能は、Power Automate でのみ使用できます。
SharePoint のトリガーの中には、しきい値制限などの問題を回避するための詳細オプションがあります。 以下のトリガーには詳細オプションがあります。
アイテムが作成されたとき
アイテムが作成されたときトリガーでは、Microsoft Lists からビューを選択することで、ビューごとに列を制限し、しきい値の問題を回避できます。
以下のトリガーについても同様の詳細オプションが用意されています。
アイテムが作成または修正されたとき
コンテンツ解釈モデルがファイルを分類したとき
ファイルが作成されたとき (プロパティのみ)
ファイルが作成または変更されたとき (プロパティのみ)
アイテムまたはファイルが修正されたとき
フォルダー内でファイルが作成されたとき
フォルダー内でファイルが作成されたときトリガーには、コンテンツ タイプの推測という詳細オプションがあります。 このオプションを使用すると、ドキュメントに関連付けられているコンテンツ タイプを取得できます。 コンテンツ タイプは、SharePoint ライブラリ内のドキュメントのメタデータなどの設定の再利用可能なコレクションであるため、この機能が役に立ちます。 また、コンテンツ タイプを使用すると、情報カテゴリの設定を一元的で再利用可能な方法で管理することもできます。
同じ詳細オプションがフォルダー内でファイルが作成または変更されたときトリガーにもあります。
サイトがハブ サイトへの参加を要求するとき
サイトがハブ サイトへの参加を要求するときトリガーには、入力を追加するオプションがあります。
このトリガーが選択されると、収集するユーザー入力のタイプを選択できます。
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