Oracle の推奨事項を確認する

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SAP のインストール マニュアルによると、OS がホストされているシステム ドライブには、Oracle 関連のファイルをインストールしたり、配置したりしてはならないことになっています。 仮想マシンのサイズが異なると、アタッチできるディスクの数も異なります。

小規模な仮想マシンを使用している場合は、Oracle homestagesaptracesaparchsapbackupsapchecksapreorg のいずれかを、OS ディスクにインストール/配置することをお勧めします。 これらの Oracle DBMS コンポーネントが I/O と I/O スループットに与える影響は大きくありません。 そのため、OS ディスクで I/O 要件を処理できます。 OS ディスクの既定のサイズは、127 GB です。

使用できる空き容量が不十分な場合、ディスクを 2048 GB までサイズ変更できます。 Oracle Database と再実行フェーズのログ ファイルは別々のデータ ディスクに格納する必要があります。 Oracle 一時テーブル スペースには例外があります。 Tempfiles は、D:\ (非永続的ドライブ) に作成できます。 非永続的な D:\ ドライブも短い待機時間と高いスループットを提供します (A シリーズ仮想マシンは例外です)。 tempfiles に適した領域の量を決定するには、既存のシステムで tempfiles のサイズを確認することができます。

NTFS でフォーマットされたディスクを使用した単一インスタンスの Oracle のみサポートされています。 すべてのデータベース ファイルを、マネージド (推奨) またはアンマネージドのディスク上の NTFS ファイル システムに格納する必要があります。 Microsoft は、Oracle Database のデプロイに Azure Managed Disks と Premium SSD ストレージを使うことを強くお推めします。 ネットワーク ドライブまたは Azure ファイル サービスのようなリモート共有は、Oracle Database ファイルに対してはサポートされていません。