Azure ルーティングの構成について検討する

完了

Azure には、インターネットへの接続や、同一または直接接続された仮想ネットワーク上にある他のリソースとの通信など、基本的な接続を容易にする、既定のルーティング構成が実装されています。 この既定の構成は、次の 2 つの方法で変更できます。

  • ユーザー定義ルートを作成する: これは、既定のルーティング動作を変更する 1 つ以上の規則が指定されたルート テーブルであり、仮想ネットワークのサブネットにそれらを関連付けます。 これらの規則は、これらのサブネットから出て、ルート テーブルにプレフィックスとして参照されている IP アドレスの範囲に向かう、あらゆるトラフィックに適用されます。 これらのルールを使ってルーティング動作を左右できるのは、同一の仮想ネットワークに含まれるサブネット間、接続されている仮想ネットワーク間、ハイブリッド シナリオにおけるオンプレミスのネットワークと Azure 仮想ネットワークとの間、仮想ネットワークのサブネットからインターネットへのトラフィックです。
  • Border Gateway Protocol (BGP) ルーティングを構成する: この方法では、ハイブリッド シナリオにおいてオンプレミス ネットワークと Azure 仮想ネットワークとの間の動的なルート交換が容易になります。 これを使ってルーティング動作を左右できるのは、ハイブリッド シナリオにおけるオンプレミスのネットワークと Azure 仮想ネットワークとの間と、仮想ネットワークのサブネットからインターネットへのトラフィック (強制トンネリングを実装するなどの方法) です。