Microsoft のコンポーネントを評価する

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SAP と Microsoft のパートナーシップは、Azure ホスティング インフラストラクチャ以外にも広がっています。 たとえば、SAP のアプリとデータは、Microsoft Teams および Office と統合して、コラボレーションを改善し、ユーザー エクスペリエンスを強化します。 SAP の製品およびサービスと統合されるサービスとコネクタは、Power BI 分析、Azure Data Factory、Azure Data Lake などで使用できます。 さらに、Azure Marketplace の検索の結果では、SAP の製品とサービスで動作する SAP とサードパーティの複数の関連するイメージ、テンプレート、サービスが示されます。

  • Office 365、Teams、Skype for Business などの Microsoft Office アプリケーションから直接、SAP のデータを操作できます。
  • Azure Data Factory を使用すると、高度なパイプラインを構築して、データの移動と変換を自動化できます。 Azure Data Factory 内の SAP コネクタでは、SAP システムと通信するために統合ランタイムが使われることが多いため、データ レプリケーションを有効にするには、このコンポーネントのインストールが必須です。
  • Azure Data Lake と分散処理により、SAP HANA データベースの高速エンジンが補完されます。 各ソリューションは特定の固有のワークロードに対応するため、両方のテクノロジを並列で使用する必要があります。 データ階層化戦略を実装すると、アーカイブされた情報が外部ストアにオフロードされて、必要な場合にのみアクセスされるので、SAP HANA データベースの実行コストを大幅に削減できます。
  • Microsoft Power BI は、SAP のデータについての視覚エフェクトを作成し、SAP データと外部データ ソースをブレンドするソリューションです。 SAP Business Warehouse を使用する組織は、既存のモデルとクエリに対する視覚化レイヤーとして Power BI を実装することで、現在の分析機能を強化できます。 実装が小さい場合、Power BI でデータ ウェアハウス ソリューションをまったく不要にできます。