導入

完了

業務コンサルタントは、ビジネスと技術の両方の知識を十分に備えている必要があります。 業務コンサルタントは、Microsoft Power Platform プロジェクトで重要な役割を果たします。 ローコード/ノーコードという選択肢もあるなかで、多くの場合、実装チームの信頼できる専門家となるのが業務コンサルタントです。 業務コンサルタントは、実装チームだけでなく、顧客の利害関係者とも深く関わります。 社内コンサルタントであっても、同じ会社に顧客がいると考えることが重要です。

本来、プロジェクトには技術的な側面だけがあるわけではありません。そして多くの場合、それらの技術以外の部分が予想よりも大きな影響を及ぼします。 それぞれの Microsoft Power Platform プロジェクトには類似のコンポーネントがあり、その一部はプロジェクトのソリューションに直接関係がなかったとしても、同じように計画および管理する必要があります。 このモジュールでは、そのようないくつかのコンサルタント スキルについて、以下を含めて説明します。

ドキュメントの作成と検証

ドキュメントには、要件収集や検証、テスト計画、トレーニング計画、ユーザー マニュアルなど、多くのフォームがあります。 このコースでは、エンティティ関係図 (ERD) の作成、アプリのワイヤーフレームとモックアップ、移行データの文書化、要件、ソリューションの成果物について説明します。

利害関係者との関与

最も規模の小さいプロジェクトでも利害関係者がおり、エンタープライズ プロジェクトではその数は数十人にもなります。 業務コンサルタントは、多くの場合、利害関係者とプロジェクト チームの間で双方の利害を代表することになります。 業務コンサルタントは、概念実証と文書化、ソリューションのレビュー、ワークショップを行います。

品質保証の実施

業務コンサルタントはプロジェクトの正式なテスト担当者になることはあまりありませんが、個々の作業の単体テストを実施し、品質保証責任者とコミュニケーションをとり、ユーザー受け入れテストを支援し、テスト計画と機能が期待を満たしているかどうかを評価する必要があります。 また、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) の所定の手順と期待に従うのは、プロジェクト チームのすべてのメンバーの責任です。

統合の設定

Microsoft Power Platform の最も強力な機能に、数百の既存のコネクタを使用して統合できる汎用性と、実装チームが独自のカスタム コネクタを作成できる機能があります。 業務コンサルタントは、多くの場合、ソリューション アーキテクトの指示に従って、選択された統合や接続の実際の統合を行います。