はじめに

完了

グラフィック デザイン会社のシステム管理者であるとします。 会社では、オンライン、ブロードキャスト、印刷ベースのメディア用の大量のメディア ファイルが作成されます。 これらのファイルは現在、データセンター内のサーバーに格納されています。 データは、確認用の FTP 経由で顧客がダウンロードする前に、高度に圧縮されます。

共同作業や確認のためにすべてのファイルを Azure Blob Storage に移動することを計画しています。 顧客は、ストレージに直接アクセスできるようになることで、ファイルをより簡単に確認して取得できるため、時間と労力を節約できます。

Blob Storage コンテナーを使用して、大量の非構造化データを Azure に格納できます。 このようなデータには、イメージ、分散ファイル、ストリーミング ビデオ、オーディオなどが含まれます。 また、Blob Storage を使用して、オンプレミスで、または Azure でホストされるサービスを使用して、ログ ファイル、バックアップ データ、分析用のデータを格納することもできます。

また、組織でストレージの使用を効率的に管理できるようにすることで Azure のストレージ コストを管理するためには監視が不可欠です。 時間が経過し、顧客がわずかなラグまたは遅延でファイルを効率的に取得できるようにするために、プラットフォームでの需要を識別する必要があるとします。 顧客が特定のファイルにアクセスできない場合など、問題をトラブルシューティングするためにログ情報を使用できる必要もあるかもしれません。 このモジュールでは、Blob Storage を監視して、このサービスから目的の結果を確実に取得する方法を確認します。

このモジュールでは、Azure Monitor のメトリック、およびポータルでのそれらの使用について説明します。開発者を対象とした説明は含まれていません。 別のモジュールでは、Azure SDK と Azure Monitor REST API を使用して、メトリック データにアクセスする方法について説明します。

学習の目的

このモジュールでは、次のことを行います。

  • Azure portal で BLOB メトリックを表示します。
  • Azure Monitor のメトリック グラフをカスタム ポータル ダッシュボードに追加する

前提条件

  • Azure portal の知識
  • Azure Blob Storage コンテナーの知識