DBMS インスタンスの高可用性について確認する
DBMS は、SAP システムの単一障害点でもあります。 高可用性ソリューションを使用してこれを保護するには、通常、フェールオーバー クラスタリング ソリューションを使用して DBMS レイヤーをアクティブ/パッシブ モードでデプロイし、インフラストラクチャやソフトウェアの障害から保護します。 このフェールオーバー クラスター ソリューションは、DBMS 固有のフェールオーバー フレームワーク、Windows Server フェールオーバー クラスタリング、または Pacemaker の場合があります。
DBMS 固有のフェールオーバー フレームワークは、通常、オペレーティング システム レベルのクラスタリング機能と統合されており、Azure プラットフォームのサポートを利用します。 たとえば、Azure の SQL Server Always On 高可用性ソリューションは、Windows Server フェールオーバー クラスタリングと統合されており、Azure ロード バランサーと可用性セットを使用します。 SQL Server Always On は、独自の DBMS レプリケーションを使用して、DBMS のデータとログ ファイルをレプリケートします。 このレプリケーションにより、共有ストレージを使用する必要がなくなります。