Power Automate ボタンの種類
Power Automate ボタンには次の 3 種類があります。
フローを含むアプリベースの仮想ボタン (ユーザー入力なし)
フローを含むアプリ ベースの仮想ボタン (ユーザー入力またはトリガー トークンあり)
物理的なボタン
フローを含むアプリベースの仮想ボタン (ユーザー入力なし)
ユーザー入力のないアプリベースのボタンの一例として、Power Automate 仮想ボタンを使用して、仕事に遅刻することを知らせる通知メールを上司に送信する場合を取り上げます。 この仮想ボタンは、スマート デバイスの Power Automate アプリで使用できます。 このフローでユーザー入力が要求されないようにするには、上司の連絡先情報を見つけるために必要なデータ (Office 365 ユーザーなど) に接続する必要があります。また、件名とメール本文を事前入力するメール アクションを実行する必要があります。
フローを含むアプリベースのボタン (ユーザー入力またはトリガー トークンあり)
ユーザー入力またはトリガー トークンがある Power Automate を使用すると、通知をすばやく送信できます。 たとえば、機器の破損をメンテナンス部門に通知および警告することができる仮想ボタンを作成するシナリオについて考えてみましょう。 フローには、建物や部署などの場所を選択するドロップダウン データ型と、メモを書き込むテキスト データ型があります。 送信すると、通知が重要人物に送信されます。
物理的なボタンの使用
Flic や Bttn などの一部のサードパーティー企業は、スマートフォンに統合してフローをトリガーできる物理的なボタンを提供しています。 物理的なボタンを使用するには、Power Automate モバイル アプリをスマートフォンにインストールする必要があります。 このようなフローでは、ユーザー入力は要求されません。