PowerShell コマンドレットを使用して Hyper-V 仮想マシンを管理する
PowerShell には、Hyper-V 仮想マシン (VM)、仮想ハード ディスク、および Hyper-V 環境のその他のコンポーネントを管理するための 200 を超えるコマンドレットが用意されています。 Hyper-V コマンドレットは、PowerShell の Hyper-V モジュールで使用できます。
Hyper-V コマンドレットは、Windows クライアント オペレーティング システムに Hyper-V 管理ツール機能をインストールするか、Windows Server に Windows PowerShell の Hyper-V モジュール機能をインストールするときに使用できます。
Hyper-V コマンドレットでは、次の 3 つのプレフィックスのいずれかを使用します。
- 仮想マシン コマンドレットの場合は "VM"
- 仮想ハード ディスク コマンドレットの場合は "VHD"
- 仮想フロッピー ディスク コマンドレットの場合は "VFD"
次の表に、Hyper-V VM を管理するための一般的なコマンドレットを示します。
表 1: Hyper-V VM を管理するためのコマンドレット
コマンドレット | 説明 |
---|---|
Get-VM | VM のプロパティを取得します |
Set-VM | VM のプロパティを設定します |
New-VM | 新しい VM を作成します |
Start-VM | VM を起動します |
Stop-VM | VM を停止します |
Restart-VM | VM を再起動します |
Suspend-VM | VM を一時停止します |
Resume-VM | 一時停止している VM を再開します |
Import-VM | ファイルから VM をインポートします |
Export-VM | VM をファイルにエクスポートします |
Checkpoint-VM | VM のチェックポイントを作成します |