はじめに

完了

マイクロサービスは、回復性があり、単独でのデプロイが可能で、迅速に展開できる非常にスケーラブルなクラウド アプリケーションを構築するための一般的なアーキテクチャ スタイルです。 このモジュールでは、マイクロサービス アーキテクチャについて説明し、モノリシック アプリケーションをマイクロサービス アーキテクチャに分解する方法を示します。

Fabrikam, Inc. は最近、既存の出荷ビジネスを補完するためのドローン配送サービスを開始しました。 同社は、複数のドローンを管理、運用しています。 企業がサービスに登録すると、ユーザーは、ドローンで商品を集荷して配送するように依頼できます。 顧客が集荷のスケジュールを設定すると、バックエンド システムによってドローンが割り当てられ、配送予定時刻がユーザーに通知されます。 配送中、到着予定時刻 (ETA) は常時更新され、顧客はドローンの場所を追跡できます。

この新しい業務をサポートするため、Fabrikam は、出荷業務ラインの管理に使用している現在のシステムに新機能を統合しました。 現在のシステムは、モノリシック アーキテクチャに基づいています。 ドローン事業の人気が高まると、このシステムのパフォーマンスと開発に負担がかかるようになりました。 Fabrikam は、新しい機能を迅速に追加し、顧客のニーズに合わせてシステムで反復処理を継続したいと考えています。 この要望により、Fabrikam は、アプリケーションをモノリシック アーキテクチャからマイクロサービス アーキテクチャに進化させようとしています。

学習の目的

このモジュールでは、次のことを行います。

  • マイクロサービス アプリケーションのプロパティと利点を確認する。
  • モノリシック アプリケーションをマイクロサービス アーキテクチャに分解する。

前提条件

  • アプリケーションとシステムのアーキテクチャについての基本的な理解。
  • C# の基本的な知識。