Power BI Desktop での Power Query

完了

Power Query には、Excel と Power BI の間でいくつかの違いがあります。 Excel の Power Query で使用できるデータ コネクタと変換は、Power BI の Power Query でも使用できます。

Power BI では、Power Query のリボン メニューに [AI 分析情報] も含まれています。 Power BI には、Python や R のサポートなど、Excel でサポートされていないいくつかの機能が用意されています。

Excel からの Power Query のインポート

Excel と Power BI では、同様のデータ インポート プロセスに従います。

Excel での Power Query のインポート

Excel のリボンの [データ] タブで、[データの取得] ドロップダウン リストを使用して、[ファイルから][ブックから] の順に選択します。 これにより、エクスプローラー ウィンドウが起動されます。 ソース データが保存されているフォルダーに移動し、ブックを選択します。

[ファイルから] と [ブックから] が選択されている [データの取得] メニューのスクリーンショット。

Power BI での Power Query のインポート

Power BI のリボンの [ホーム] タブで、[データの取得] ドロップダウン リストを使い、[Excel] を選択します。

[Excel から] が選択されている [データの取得] メニューのスクリーンショット。

どちらのアプリケーションでも、同じ結果を得ることができます。 データ ソースには、それがどこにあるかに関係なく接続できます。

Power Query: データの変換

ほとんどのデータ ソースは、Excel または Power BI に読み込んだ後、変換する必要があります。 これらの変換および編集を行うには、Power Query エディターを使用します。 データ ソースとビジネス上の質問は時間と共に変化および進化するため、Power Query を使用したソリューションの作成は反復的なプロセスになります。 次のスクリーンショットでは、Excel (左側) と Power BI (右側) の Power Query ユーザー インターフェイス (UI) を示します。

Excel で Power Query エディターを起動するには、次の 2 つのオプションがあります。

  • リボンの [データ] タブで、[データの取得] ドロップダウン リスト ボタン、[Power Query エディターの起動] の順に使用します。

  • [データ] タブの [クエリと接続] ボタンを使用して、[クエリと接続] ペインを開きます。右クリックして [編集] オプションを選択し、Power Query エディター ウィンドウを起動します。

Power BI Desktop で Power Query エディターを起動するには、リボンの [ホーム] タブで [データの変換] ボタンを選択します。

Excel の Power Query エディター (左側) と Power BI Desktop の Power Query エディター (右側) のスクリーンショット。

このユニットの冒頭で説明したように、各 Power Query エディターはほぼ同じです。 どちらのアプリケーションでエディターを起動した場合でも、同じ機能を使用できます。

注意

Power Query は、Power BI サービスにもデータフローとして存在し、エンタープライズ ソリューション用のクリーンな変換済みデータの再利用を可能にします。