Webhook によってトリガーされる関数を作成する

完了

あなたは、Azure Functions を使用して会社の GitHub Wiki の更新を監視することにしました。 Wiki が更新されるたびに、更新に関する詳細 (更新日、共同作成者名など) を処理できる関数をトリガーできるようにします。 最初の手順は、Webhook によってトリガーされる関数を含む Azure 関数アプリを作成することです。

このユニットでは、Webhook を使用する利点と、Webhook を使用して Azure 関数をトリガーする方法を学習します。

Webhook とは

Webhook は、ユーザー定義の HTTP コールバックです。 これらは、コードのリポジトリへのプッシュや、Wiki ページの更新など、何らかのイベントによってトリガーされます。 イベントが発生すると、ソース サイトから Webhook 用に構成された URL に HTTP 要求が送信されます。 Azure Functions を使用して、Webhook メッセージを受信した際に実行される関数内に、ロジックを定義することができます。

DevOps 環境での Webhook の一般的な用途の 1 つは、GitHub でアプリケーションのコードまたは構成が変更されたことを Azure 関数に通知することです。 Webhook を介して送信されるメッセージのペイロードには、イベントの詳細が含まれています。 Webhook を関数と共に使用して、更新されたバージョンのアプリケーションのデプロイなどのタスクを実行できます。

Azure Functions とは

Azure Functions はサーバーレス コンピューティング サービスです。 インフラストラクチャを明示的にプロビジョニングまたは管理することなく、コードを実行できます。 Azure Functions を使用すると、さまざまなイベントに応じてスクリプトまたはコードを実行できます。

[トリガー] によって関数が実行されます。 トリガーでは関数を呼び出す方法を定義します。 1 つの関数にはトリガーが厳密に 1 つだけ必要です。 トリガーにはデータが関連付けられていて、多くの場合、関数のペイロードとして提供されます。

"バインド" は、リソースを関数に接続するために使用されます。 入力バインドと出力バインドを定義できます。 バインドからのデータは、パラメーターとして関数に提供されます。 たとえば、バインドを使用して、データベースを Azure Functions コードに接続できます。 そうすると、接続コードを使用してデータベースを関数に接続する必要がありません。 バインドは省略可能であり、関数には 1 つまたは複数の入力または出力バインドがある場合があります。