Switch の一連のアクション

完了

Switch の一連のアクションは、フローの次のステップを特定の変数の値によって変える場合に使用します。 以下にその例を挙げて説明します。

以下のフローは、Documents フォルダーのすべてのファイルのリストを取得して、PaymentsEmployeesSchedule という単語が含まれている 3 つのタイプのファイル名に基づいてファイル数をカウントします。 次に、ユーザーが確認できるようにファイル数を含むメッセージを画面に表示します。

まず、Documents フォルダーのパスを取得し、その中のすべてのファイルを取得して、ファイル カウンターとして使用する 4 つの変数を初期化します。

ファイル カウンターの初期化のスクリーンショット。

Documents フォルダーにあるファイルはリストに保存されるため、For Each ループを使用してファイルごとに処理を繰り返します。

追加された For each アクションのスクリーンショット。

このループで、ファイルごとに対象のキーワードがあるかどうかを確認する必要があります。 これを行うには、次のように Switch アクションを使用します。

[チェックする値] が現在の品目に設定されている Switch アクション ダイアログのスクリーンショット。

追加された Switch アクションのスクリーンショット。

次に、Case アクションを使用して、条件分岐を追加します。 ファイル名には対象のキーワードよりも多くの文字が含まれている場合があるため、比較には Contains を使用します。

すべてのキーワードの Case を追加すると、フローは次のようになります。

For Each アクションに追加された Case のスクリーンショット。

また、ファイルにキーワードが含まれていないときのために、条件に一致しない場合の処理も追加します。

For Each アクションに追加された Default case のスクリーンショット。

それぞれの Case では、それぞれのカウンターの変数をインクリメントします。最後に、表示するメッセージ ボックスを追加します。

それぞれの Case に追加された