システムとワークステーションのアクション
デスクトップ用 Power Automate では、フローを使用して、アプリケーションの実行アクションによってインストールされているアプリケーションのいずれかを起動します。 アプリケーションの実行に加えて、このアクションを使用してドキュメントやファイルを開きます。 アクションには、アプリケーション パスとコマンドライン引数が必要です。 任意で、作業フォルダーの設定もします。 アプリケーションのウィンドウの状態を最大化、標準、最小化、または非表示に設定し、起動したアプリケーションの読み込みまたは完了を待機するアクションを設定します。
プロセスの終了アクションを使用して、Windows で実行中のプロセスを停止します。 名前または ID でプロセスを指定します。 どちらを選択するかに応じて、対応する識別子を入力する必要があります。
ドキュメントの印刷アクションには、指定されたドキュメントを印刷するためのファイル パスが必要です。 既定のプリンターの設定アクションでは、検出されたプリンターをドロップダウン リストから選択し、それを既定のプリンターとして設定する必要があります。 既定のプリンターの取得アクションでは、既定のプリンターの名前を取得し、変数に格納します。
ユーザーをログオフ アクションを使用して、現在のユーザーをログオフします。いずれかのアプリケーションが操作を妨げている場合は、ログオフを強制オプションを使用します。
コンピュータのシャットダウン アクションを使用して、シャットダウン、再起動、サスペンド、または休止状態にします。 選択したアクションの強制チェックボックスを使用すると、アプリケーションがシャットダウンを妨げている場合に選択した操作を継続できます。
デスクトップの表示アクションを使用して、現在開いているすべてのウィンドウを最小化または復元します。
ワークステーションをロックして、ワークステーションのロック アクションによる不正アクセスを防止します。 このアクションには編集可能なプロパティが含まれていません。
サウンドの再生アクションを使用すると、フロー内のどのポイントでも音を鳴らせます。 指定されたシステム サウンドを再生する、または .wav ファイルを再生するようアクションを設定します。 .wav ファイル を選択した場合は、ファイル パスを入力する必要があります。
ごみ箱を空にするアクションを使用して、ごみ箱のすべてコンテンツを完全に削除します。 このアクションには編集可能なプロパティが含まれていません。
指定されたスクリーン、すべての画面、またはフォアグラウンド ウィンドウのスクリーンショットは、スクリーンショットを取得アクションのみで取得します。 画像ファイルをコピーして、クリップボードまたはファイルに保存します。 スクリーンショットをファイルに保存するには、パスおよび画像の形式を指定します。
スクリーンセーバーの制御アクションを使用してスクリーンセーバーを有効、無効、開始、または停止します。
リモート コンピュータに対して ping を実行するには、ping アクションを使用します。 名前または IP でリモート コンピュータを指定します。タイムアウトは構成可能です。 結果とラウンドトリップ時間は別々の変数に格納されます。
Windows 環境変数を設定アクションを使用して、Windows 環境変数を設定します。 環境変数、設定する値、およびタイプ (ユーザーまたはシステム) を指定します。 Windows 環境変数の取得アクションは、指定された変数名の値を取得し、変数に格納します。 Windows 環境変数の削除アクションでは、指定された名前とタイプを使用して変数が削除されます。
画面の解像度の設定アクションを使用して、指定されたモニターの幅、高さ、ビット数、および周波数を設定します。 画面の解像度を取得アクションでは、指定されたモニターについて前述の設定を取得し、個別の変数に格納します。