導入

完了

ソリューション アーキテクトは、ソリューションの全体的な設計を担当します。 ソリューションのためのアプリを設計する際に Microsoft Power Apps の機能の理解は不可欠です。 このモジュールでは、異なるタイプのアプリ、アプリ間の違い、およびアプリを使用するタイミングとどのタイプのアプリを使用するかについて説明します。 さらに、アプリを分割し、必要なアプリの数を見分ける方法についても説明します。

このモジュールでは、Power Apps の技術的な詳細を説明しますが、Microsoft Power Platform 内で常に変化するため、ベスト プラクティスは扱いません。 ソリューション アーキテクトは、Power Apps の最新情報を常に確認する必要があります。

このモジュールの主な目的として、ソリューション アーキテクトが使用するアプリのタイプを決定する方法を把握していることを確認します。

Power Apps のアプリのタイプ

Power Apps の 3 つのタイプのアプリは次のとおりです。

  • キャンバス - これらのアプリは画面、フォームおよびコントロールから構成されています。 プロパティ ウィンドウでは、アプリのすべての視覚要素を完全に制御できます。ここでは、値とプロパティの設定、ナビゲーションの制御、Microsoft Excel に類似した関数と式を使用したデータを保存ができます。
  • モデル駆動型 - Microsoft Dataverse で作成するデータ モデル上で構築されるアプリ。 モデル駆動型アプリは、フォーム、ビュー、グラフ、およびダッシュボードなどの独立したコンポーネントから構成されます。 各コンポーネント タイプには独自のエディタが用意されており、アプリの構築には独立したコンポーネントをアセンブルします。
  • ポータル アプリ - これらのアプリは、Dataverse 上に構築された顧客向けの Web サイトです。 ポータル アプリを使用することで、データを外部の関係者に公開できます。また、関係者は安全な方法でデータの表示と更新ができます。