一括操作の注意事項を確認する

完了

一括操作用の開発時には、考慮が必要な注意事項がいくつかあります。これは、一般的な Azure Cosmos DB for NoSQL アプリケーション用の設計時の注意事項とは異なります。

スループットの消費量

1 秒あたりの要求ユニット数 (RU/秒) でプロビジョニングされたスループットは、操作が個別に実行された場合よりも高くなります。 同時に発生する他の操作に対して測定した場合の総スループット要件を評価するときは、この増加を考慮する必要があります。

待機時間の影響

SDK では、バッチを処理しようとしているときに十分な数の項目がない場合、追加の項目を 100 ミリ秒待機するようになっています。 この待機は、全体の待機時間に影響する可能性があります。

ドキュメント サイズ

SDK によって、最大 2 Mb (または 100 個の操作) を使用して最適化のためのバッチが自動的に作成されます。 小さい項目は、この最適化を利用できます。サイズの大きい項目では効果は逆になります。