はじめに

完了

自然災害や人的災害が組織のクラウド インフラストラクチャの継続性に影響を与えることがあります。 そのような状況に対処するために、災害に備え、復旧と事業継続の計画を策定することは、あらゆる組織が長期に存続するための鍵となります。

Azure Site Recovery では、Azure 仮想マシン (VM) のレプリケーション、フェールオーバー、フェールバックの管理と調整を行うことで、Azure インフラストラクチャのディザスター リカバリーを実現します。

あなたは国や地域の全体に複数の施設がある医療機関で働いているとします。 最近、ハリケーンによりデータ センターで建物被害が発生したために組織の機能が停止しました。 このインフラストラクチャを Azure に移行し、そこで利用できるレプリケーションと復旧の機能を活用する予定です。 Azure では数台の仮想マシンが既に実行されており、障害が発生した場合にセカンダリ Azure リージョンにフェールオーバーするように保護を構成したいと考えています。

このモジュールでは、Azure Site Recovery について説明し、事業継続とディザスター リカバリー (BCDR) 計画に適用される機能について確認します。

学習の目的

このモジュールでは、次のことを行います。

  • Azure VM を Azure Site Recovery でセキュリティ保護する。
  • ディザスター リカバリー訓練を実行して保護を検証する。
  • 仮想マシンをフェールオーバーし、フェールバックする。

前提条件

  • Azure VM についての基本的な理解
  • Azure 仮想ネットワークの基本的な理解

Note

このモジュールでは、任意の演習を完了するには自分のサブスクリプションを使用する必要があります。 このサブスクリプションは無料試用版サブスクリプションでも、既にアクセス権を持っているものでもかまいません。