固定資産とリースの関連付け

完了

新しいリースを作成するプロセスでは、新しいリースを既存の固定資産に関連付けることができます。 それにより、最初の認識での使用権 (ROU) 資産価値は、その固定資産の取得コストに移動します。

固定資産をリースに関連付ける前に、固定資産モジュールで固定資産のレコードを作成する必要があります。 詳細については、「固定資産の設定および作成」を参照してください。 固定資産を作成したら、次のステップに従って、その固定資産をリースの概要ページの新しいリースに関連付ける必要があります。

  1. 資産リース > リース > リースの概要にリースを追加します。
  2. リースの追加ページの固定資産番号フィールドで、取得されていない資産を選択します。
  3. リースの追加ページで、その他すべての 関連情報を入力します。
  4. ページ上部にあるスケジュールの作成を選択します。
  5. 帳簿を選択して、スケジュールを作成する帳簿を選択します。
  6. アクション ペインで、支払スケジュール > スケジュールの確認を選択します。
  7. 機能アクション ペインで初期認識を選択します。
  8. 仕訳帳アクション ペインで資産リース仕訳帳を選択します。
  9. 仕訳帳の詳細を選択します。
  10. 明細行を選択し、仕訳入力に対して明細行を表示します。
  11. 仕訳帳を転記します。

スケジュールの作成ページのスクリーンショット。

トランザクション テーブルを表示するには、固定資産 > 固定資産 > 固定資産に移動してから、評価を選択します。 使用された特定の固定資産の初期認識仕訳入力によって作成された、取得トランザクションが表示されるはずです。 資産リースのトランザクションからの固定資産の資産レコードを更新すると、自動的に同期が行われます。これは、初期認識トランザクションの資産 ID によるものです。

機能管理ワークスペースで資産移動から固定資産への耐用年数の受け渡し機能を有効にすることで、固定資産と資産リースの間の同期機能をさらに活用できます。 この機能を有効にすると、固定資産の耐用年数が資産リースから資産帳簿へ受け渡すプロセスが自動化されます。

初期認識仕訳入力が転記されると、固定資産の標準減価償却方法を使用した減価償却を、固定資産に対して行うことができます。 固定資産がリースに関連付けられている場合は、固定資産帳簿の耐用年数フィールドは次のいずれかのエンティティのうち小さい方に合わせて、自動的に更新されます。

  • 資産の耐用年数
  • 関連付けられたリース帳簿からのリース期間

また、リース帳簿の所有権の移転フィールドは、はいに設定されており、耐用年数フィールドの値は、常に資産の耐用年数の既定値になります。 このプロセスにより、リースに対する調整が行われるたびに耐用年数が更新され、使用権資産はリース期間にわたって減価償却されます。

固定資産に関連付けられたリース ID は、固定資産ページおよび固定資産帳簿ページに表示されます。 固定資産がリースに関連している場合は、リース ID およびリースの説明リースの情報クイック タブの固定資産ページに表示されます。 リース帳簿に関連付けられた固定資産帳簿に対して、リースの情報クイック タブのリース ID フィールド、リースの説明フィールドおよび帳簿のタイプ フィールドに選択された固定資産帳簿の情報を表示して、リース帳簿と関連付けられていることを示します。