権利の作成

完了

価格表を定義し、必要な商品を関連付けたら、権利を作成することができます。 Field Service アプリケーションで、設定領域に移動し、権利を選択します。

Dynamics 365 Field Service で権利を定義するとき、次のフィールドを使用できます。

  • 主要顧客 - 権利が適用される取引先企業を定義します。

    権利の対象となる取引先企業が作業指示書で請求先口座として表示される場合、その権利が適用されます。 権利は 1 件の顧客にのみ適用できますが、請求先口座は複数のサービス アカウントに関連付けられている場合があります。 基本的には、請求先口座がすべて同じであれば、複数の場所を対象とした作業指示書に権利を適用できます。

  • 開始日/終了日 - これらのフィールドでは、権利が有効な期間を指定します。 有効な作業指示書がこの期間内で作成された場合、権利が適用されます。

  • エンティティの種類 - 権利が適用されるレコードの種類を定義します。 このフィールドは、作業指示書に設定する必要があります。

  • 割り当てタイプ - このフィールドは、割引率および価格表に設定されます。

  • 適用対象 - 権利が適用される製品の種類を定義します。 作業指示書製品作業指示書サービス作業指示書製品とサービスの両方の各種類から選択できます。 この例では、このフィールドを作業指示書製品とサービスの両方に設定する必要があります。

  • 適用する価格表 - 権利が適用される場合に作業指示書の製品およびサービスに適用される価格表を定義します。

  • 割引率 - この数値は、作業指示書の製品またはサービスを割引する率を表します。

    価格表が適用されており、製品やサービスが価格表に含まれている場合、割引率の値に応じて価格表の価格が割引されます。 製品やサービスが価格表に含まれていない場合は、この値によって、製品レコード上の定価が割引されます。

  • 権利の優先度 - 複数の権利が作業指示書の 1 つの製品やサービスに適用される場合に、この権利の優先度を表す数値を定義できます。 このフィールドに 1 と入力すると、優先順位が最も高くなります。

必要な詳細情報をすべて定義したら、権利を保存してアクティブ化することができます。