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完了

Workplace Analytics ユーザーは、複数の方法でデータを分析および調査できます。

  • [ホーム] ページには、組織データに関する高レベルの分析情報と、調査による行動結果についての詳細な分析に対する推奨事項とオプションが表示されます。

  • [分析] ページでは、クエリ デザイナー、ビジネス プロセス分析、ピア分析機能で、より詳細な分析ができます。

  • [計画] ページは、利用が可能な場合に個人の分析情報と連携して、フォーカス、コラボレーション、ウェルビーリング、販売の成功を改善できるようになるターゲットを絞った提案を表示します。

  • [コントロール] セクションのページでは、データ ソースを検証し、リーダーとマネージャーの設定を定義し、システムの既定値、プライバシー、会議と出席者の除外のアナリスト設定を定義できます。

    Workplace Analytics の左側のナビゲーション。

注:

左側のナビゲーションでメニュー (上部) アイコンを選択して、メニュー名の表示と非表示を切り替えます。

これらの出力を使用して、革新的成果を推進する幹部向けのプレゼンテーションやビジネス インテリジェンス ツールを作成する方法を次に示します。

データ フロー。

データ ソース

内部には何がありますか? Workplace Analytics は、Microsoft 365 のグループ作業データをプロセスします。 次に、通常は組織の人事情報システム (HRIS) からの説明的な従業員属性をコラボレーション データにマッピングします。 次に、このプロセスを示します。

データ ソースの処理。

HRIS の説明的な従業員属性は、Workplace Analytics では組織データと呼ばれます。 この組織データは、Workplace Analytics 管理者によってアップロードされます。従業員の役割と職位は変化しますので、アナリストはこのデータが月次または四半期ごとに更新される時により正確な情報を取得できます。

組織データを使用して、従業員のグループ化やフィルター処理を行うことができます。また、行動を従業員の属性に対応させる方法がわかります。 Workplace Analytics では、いくつかの基本的な組織属性のみを必要としますが、管理者が追加するデータの量が多いほど、分析により多くの付加価値があります。

Workplace Analytics が、Microsoft 365 のグループ作業データをプロセスする場合、メタデータのみプロセスします。 メタデータは、アイテムの送信先(宛先、差出人ともに)日時、件名、および出席者の状態など、コラボレーションに関する説明 の情報です。 Workplace Analytics は、このメタデータを使用して、メールの利用状況、会議、Teams のインスタントメッセージ、通話に関するメトリクスを生成します。 コラボレーションデータは毎週更新されます。

Workplace Analytics は、組織のデータをコラボレーション データに結合して、すぐに使用できる分析情報と分析のためのデータ モデルを生成します。

組織のメトリクス

データ ソースが処理されると、従業員データは匿名化およびフィルター処理され、職場での行動、時間の使い方、ネットワークに関する行動ベースのメトリクスの大規模なライブラリが作成されます。

指標データ。

[ホーム] ページは、作業がどのように行われるかを可視化するために、上位のビジネス成果内のこれらのメトリクスの概要を示しています。

ピア分析は、グループ間の基本メトリクスを比較し、組織の属性を使用して各母集団をフィルター処理できるようにします。 クエリ デザイナーを使用すると、さらに一歩進んで、基本メトリクスをカスタマイズできます。 たとえば、"定期的な会議時間" を "会議時間" の基本メトリクスと比較して測定します。

Workplace Analytics で使用されるメトリクスの詳細については、メトリクスの説明と用語集へのリンクの [詳細情報] を参照してください。

分析出力

ホーム ページの各テーマのビジネス成果は、複数の主要なインジケーターを活用して、仕事がどのように行われるかについてのビューを提供し、ビジネスの成功のために変化を推進する方法に関する統計と証拠に基づく提案をさらに調査するためのリンクを提供します。

以下は、[従業員の福利の保護] ビューのスナップショットです。これは、[組織の回復性の強化] の結果を選択することで見つけることができます。

ホーム ページの分析情報。

[ピア分析] は、グループ間のコラボレーション動作の違いを発見するのに役立ちます。

次にピア分析出力の例を示します。これは、最もバリエーションの多いメトリクスと、グループ間のメトリクス平均を比較するグラフを強調表示しています。

ピア分析の出力。

クエリ デザイナーを使用すると、行レベル データとカスタマイズ可能なメトリクスにアクセスできます。

以下は、組織の属性 (レベル、機能、および地域) とその他の関連するメトリクス (外部および内部のコラボレーション時間、会議時間、およびネットワーク サイズ) を使用したクエリ出力の例です。

クエリ出力。

クエリ出力は、ダウンロード可能な .csv ファイルとして、または影響力のあるレポートやプレゼンテーションのための Power BI などの他のビジネス インテリジェンス ツールに読み込める OData リンクとして利用できます。 一部のクエリでは、Workplace Analytics で直接結果を視覚化することもできます。

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