Linux VM エージェント 2.1.5 または 2.1.6 を実行している Azure Linux VM は拡張機能を処理できません
この記事では、Azure Linux VM エージェント 2.1.5 または 2.1.6 を実行している Azure Linux VM が拡張機能を処理できない問題の解決について説明します。
元の製品バージョン: Linux を実行している仮想マシン
元の KB 番号: 3200481
現象
Azure Linux VM エージェント 2.1.5 または 2.1.6 を実行している Azure Linux 仮想マシン (VM) では、Azure Linux VM エージェントの自動更新が複数ある場合、次の問題が発生します。
- 拡張機能のインストール、削除、更新、拡張機能の状態の取得など、拡張機能を処理できない
- Azure Linux VM エージェント プロセス中の CPU 消費量が異常に高い
解決方法
この問題を解決するには、次のコマンドを使用して、Azure Linux VM エージェントを最新バージョンに手動でアップグレードします。
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP1 (2.2.0 に更新)
zypper refresh
zypper lu
zypper up python-azure-agent
sudo systemctl restart waagent.service
Ubuntu 16.10 (2.1.5 の更新バージョン)
apt install walinuxagent
systemctl restart walinuxagent
Debian 9 (2.2.0 に更新)
apt install waagent
service walinuxagent restart
GitHub から Azure Linux VM Agent 2.1.5 または 2.1.6 を直接インストールした場合は、そのバージョンをアンインストールしてから、現在サポートされている Azure Linux VM エージェント パッケージバージョンをインストールできます。
回避策
この問題を回避するには、Azure Linux VM エージェント サービスを再起動します。 これにより、VM の機能とパフォーマンスが復元されますが、問題は解決されません。 回避策を適用するには、次のコマンドを実行します。
service walinuxagent restart
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