適用対象: SQL Server 2014、SQL Server 2012
症状
SQL Server 2014 または SQL Server 2012 と SQL Server Management Studio (SSMS) または SQL Server Data Tools (SSDT) をインストールすると、次のプログラムがインストールされ、インストールされているプログラムとして一覧表示されます。
Microsoft Visual Studio 2010 シェル (Isolated)
Microsoft Visual Studio 2010 シェル (統合)
セキュリティ ソフトウェアを使用してサーバーをスキャンすると、Visual Studio 2010 Shell にサポート終了 (EOS) または古いソフトウェアのフラグが設定されることがあります。
原因
SQL Server 2014 または SQL Server 2012 をインストールすると、SSMS には Visual Studio 2010 シェル (Isolated) が必要であり、SSDT には Visual Studio 2010 シェル (統合) が必要であることがわかります。 SQL Server Management Studio (SSMS) には、これらのバージョンの SQL Server データベース エンジンが付属しています。
Visual Studio 2010 の Microsoft ライフサイクル ポリシーによると、サポートは 2020 年 7 月 14 日に終了しました。 ただし、Visual Studio 2010 シェル (分離) またはシェル (統合) が SQL Server 2014 または SQL Server 2012 と共にインストールされている場合、 Visual Studio 2010 シェルは、 SQL Server 2014 (2024 年 7 月 9 日) または SQL Server 2012 (2022 年 7 月 12 日) のサポートが終了するまでサポートされます。
SQL Server 2016 以降では、SSMS と SSDT には SQL Server ビットが付属しなくなりましたが、個別のアプリケーションとしてダウンロードできます。 これらの新しいバージョンでは、Visual Studio 2010 シェル コンポーネントに依存しません。 そのため、SSMS または SSDT の最新バージョンをダウンロードして使用できます。
これらのツールの変更の詳細については、「SQL Server 2016 の
対処法
Visual Studio 2010 シェル コンポーネントへの依存を回避するには、最新の SSMS または SSDT バージョンをアンインストールしてダウンロードします。 この目標を達成する方法を次に示します。
SQL Server インストール ウィザードを使用して、インストールされているバージョンの SSMS または SSDT をアンインストールします。
最新バージョンの SSMS または SSDT をダウンロードしてインストールします。
注
- SSMS を使用して SQL Server Integration Services (SSIS) パッケージを管理する場合は、「 サポートされている SQL オファリングを参照してください。
- Business Intelligence Development Studio (BIDS) を使用して SSIS パッケージを設計および管理する場合は、「 サポートされている SQL バージョンを参照してください。
Visual Studio 2010 Shell (Isolated) または Shell (Integrated) が他のアプリケーションやサービスで使用されていないことを確認します。
プログラムの追加または削除を使用して、Visual Studio 2010 Shell (Isolated) または Shell (Integrated) をアンインストール。