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ユーザーが開始したシャットダウン時に SEL に書き込まれた不適切なシャットダウン理由コード

この記事では、ユーザーがシャットダウンを開始した際に SEL に書き込まれたシャットダウン理由コードが正しくない問題を解決します。

元の KB 番号: 2001061

現象

手動シャットダウン (START->Shutdown) から再起動すると、Windows システム イベント ログに 2 つのイベント 1074 が表示されます。 最初のエントリには、ユーザーによって提供される正しい理由コードが含まれています。2 番目のエントリは次のようになります。

ログ名: システム
ソース: USER32
日付: <DateTime>
イベント ID: 1074
タスク カテゴリ: なし
レベル: Information
キーワード: クラシック
ユーザー: Computername\Administrator
コンピューター: Computername
説明:
プロセス C:\Windows\system32\winlogon.exe <computername> は、ユーザー <computername>\Administrator の代わりにコンピューター <computername> の電源オフを開始しました。この理由により、タイトルが見つかりませんでした
理由コード: 0x500ff
シャットダウンの種類: 電源オフ
シャットダウンを開始したユーザーが別のシャットダウン理由を指定した場合でも、イベント 0x000500FF (システム エラー) が SEL (システム イベント ログ) に書き込まれます。

原因

Microsoft は、これが問題であることを確認しました。

解決方法

Microsoft は今後のリリースでこの問題に対処する予定です。

回避策

shutdown.exeを使用してシャットダウンを開始し、管理者特権のコマンド ラインから次のコマンド (たとえば) を実行します。

shutdown.exe /r /d P:4:2

これにより、理由コードが0x80040002されたイベント ログと SEL エントリが生成されます。
シャットダウン理由コードは、次の場所にあります。 https://msdn.microsoft.com/library/aa376885(VS.85).aspx

詳細

SEL (システム イベント ログ) は、 baseboard 管理コントローラー (BMC) ハードウェア内のイベントのデータベースです。
SEL アダプターは、これらのイベントをオペレーティング システムに伝達します。