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PDF をビットマップに変換すると、画像のデータが部分的に失われます

この記事では、Windows.Data.Pdf を使用して PDF ファイルをビットマップ イメージに変換するときに、画像データが部分的に失われる問題を解決するのに役立ちます。

現象

Windows.Data.Pdf 名前空間のクラスを使用して PDF ファイルをビットマップ イメージに変換した後、PDF ドキュメントの一部が見つかりません。 たとえば、PDF ファイルに破線 (破線パターンとも呼ばれます) が含まれている場合、破線を含むテーブルの一部はビットマップ イメージに表示されません。

原因

Windows.Data.Pdf 名前空間は、Microsoft Edge 従来版の機能を使用して実装されます。 この問題は、Microsoft Edge 従来版の実装に応じて、一部の PDF ファイルに影響することが知られています。

回避策

この問題が発生した場合は、PDF ファイルを再生成して、データ損失の原因と思われる要素を排除することで修正できる可能性があります。 上の「現象」セクションで示した破線パターンの例では、PDF ファイルを作成する前にソース ファイルの破線を削除してから、もう一度試して PDF ファイルをビットマップ イメージに変換します。 アプリケーションを変更できる場合は、新しい Chromium ベースの Microsoft Edge と同じ機能を使用することを検討してください。 新しい Microsoft Edge は、オープンソース PDFium ライブラリを使用して実装されます。