RemoteSystem クラス

定義

名前空間:

Windows.System.RemoteSystems

このクラスは、検出されたリモート システム (デバイス) の属性を管理し、Project Rome の一部としてリモート システムを検出する機能を提供します。

public ref class RemoteSystem sealed

/// [Windows.Foundation.Metadata.ContractVersion(Windows.Foundation.UniversalApiContract, 196608)]
/// [Windows.Foundation.Metadata.MarshalingBehavior(Windows.Foundation.Metadata.MarshalingType.Agile)]
/// [Windows.Foundation.Metadata.Threading(Windows.Foundation.Metadata.ThreadingModel.Both)]
class RemoteSystem final

[Windows.Foundation.Metadata.ContractVersion(typeof(Windows.Foundation.UniversalApiContract), 196608)]
[Windows.Foundation.Metadata.MarshalingBehavior(Windows.Foundation.Metadata.MarshalingType.Agile)]
[Windows.Foundation.Metadata.Threading(Windows.Foundation.Metadata.ThreadingModel.Both)]
public sealed class RemoteSystem

Public NotInheritable Class RemoteSystem

継承

Object Platform::Object IInspectable RemoteSystem

属性

ContractVersionAttribute MarshalingBehaviorAttribute ThreadingAttribute

Windows の要件

デバイス ファミリ	Windows 10 Anniversary Edition (10.0.14393.0 で導入)
API contract	Windows.Foundation.UniversalApiContract (v3.0 で導入)
アプリの機能	remoteSystem

注釈

このクラスは、リモート システム (デバイス) が検出、更新、または消失するたびにインスタンス化されます (インスタンスは 、RemoteSystemAddedEventArgs、 RemoteSystemUpdatedEventArgs、または RemoteSystemRemovedEventArgs クラスのプロパティとして参照されます)。

RemoteSystem クラスのプロパティは、特定のリモート システムで実行できる操作を決定するために使用されます。

バージョン履歴

Windows のバージョン	SDK バージョン	追加された値
1703	15063	GetCapabilitySupportedAsync
1703	15063	IsAuthorizationKindEnabled
1703	15063	IsAvailableBySpatialProximity
1709	16299	ManufacturerDisplayName
1709	16299	ModelDisplayName
1803	17134	プラットフォーム
1809	17763	アプリケーション
1903	18362	CreateWatcherForUser(User)
1903	18362	CreateWatcherForUser(User,IEnumerable<IRemoteSystemFilter>)
1903	18362	ユーザー

プロパティ

Apps	接続デバイス プラットフォームに登録されている、このリモート システム上のアプリケーションの一覧。
DisplayName	指定されたリモート システムのコンピューター名を取得します。
Id	指定されたリモート システムの一意の文字列識別子を取得します。
IsAvailableByProximity	クラウド接続とは対照的に、特定のリモート システムが近位接続 (Bluetooth やローカル ネットワーク接続など) を介して使用できるかどうかを確認します。
IsAvailableBySpatialProximity	特定のリモート システムが空間的に近位接続を介して使用できるかどうかを確認します。
Kind	指定されたリモート システムのデバイスの種類の文字列形式を取得します。
ManufacturerDisplayName	指定されたリモート システムの製造元名を取得します。
ModelDisplayName	指定されたリモート システムのモデル名を取得します。
Platform	このリモート システムが実行されている OS プラットフォームを記述する値を取得します。
Status	このリモート システムの可用性の状態を取得します。
User	User プロパティを取得します。

メソッド

CreateWatcher()	フィルターを使用しない RemoteSystemWatcher オブジェクトを返します。
CreateWatcher(IIterable<IRemoteSystemFilter>)	表示できるリモート システムをフィルター処理する RemoteSystemWatcher オブジェクトを返します。 filters パラメーターは、表示されるリモート システムを決定します。
CreateWatcherForUser(User)	指定した User のコンテキストで動作する RemoteSystemWatcher オブジェクトを返します。 user パラメーターは、デバイスを検出するユーザーを示します。
CreateWatcherForUser(User, IIterable<IRemoteSystemFilter>)	特定のユーザーのコンテキストで動作し、表示できるリモート システムをフィルター処理する RemoteSystemWatcher オブジェクトを返します。 user パラメーターは、リモート システムを検出するユーザーを示します。 filters パラメーターは、表示されるリモート システムを決定します。
FindByHostNameAsync(HostName)	HostName パラメーターで指定された 1 つのリモート システムの検出を試みます。
GetCapabilitySupportedAsync(String)	RemoteSystem が指定された リモート システム 機能に対応しているかどうかを報告します。
IsAuthorizationKindEnabled(RemoteSystemAuthorizationKind)	クライアント デバイスが他のユーザーのデバイスを検出する権限を持っているか、同じユーザー デバイスのみを検出するかを確認します。
RequestAccessAsync()	リモート システム機能への呼び出し元アプリのアクセスの状態を取得します。 このメソッドは、アプリがリモート システムを検出または操作する前に常に呼び出す必要があります。

こちらもご覧ください

• 接続されるアプリやデバイス ("Rome" プロジェクト)
• リモート システムのサンプル