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MediaElement.Position プロパティ

定義

メディアの再生時間全体の中の現在の経過位置を取得または設定します。

public:
 property TimeSpan Position { TimeSpan get(); void set(TimeSpan value); };
TimeSpan Position();

void Position(TimeSpan value);
public System.TimeSpan Position { get; set; }
var timeSpan = mediaElement.position;
mediaElement.position = timeSpan;
Public Property Position As TimeSpan

プロパティ値

メディアの先頭からの経過時間。 既定値は TimeSpan で、値は "0:0:0" です。

注釈

メディア内の特定の開始位置を設定するには、このプロパティを設定します。

TimeSpan は、使用しているプログラミング言語に応じて異なる型として表されます。

C# または Microsoft Visual BasicSystem.TimeSpan 構造体を使用します。 System.TimeSpan には、時刻値の作成、変更、または比較を容易にする Parse(String) などのユーティリティ メンバーがあります。

Visual C++ コンポーネント拡張機能 (C++/CX)Windows::Foundation::TimeSpan 構造体を使用します。 この構造体には、100 ナノ秒単位で測定されるフィールド メンバー (Duration) が 1 つしかありません。 Position 値を時間:分:秒形式で表示する場合は、 期間 単位からその形式に変換するための独自のロジックを記述する必要があります。

MediaElement.Source として読み込まれている現在のメディア ソースがわからない場合は、常に CanSeek を最初にチェックします。 ストリーミング メディア ソースの結果、 MediaElement レポート の CanSeekは false になり、この場合は Position を使用して再生ポイントを設定することはできません。

Position が設定可能な場合、次の値制約が適用されます。

  • Position が負の値に設定されている場合、値は値 "0:0:0" の TimeSpan に戻ります。
  • Position がメディアの NaturalDuration より大きい値に設定されている場合、Position は NaturalDuration の値になります。

XAML 構文に関する注意事項

XAML で Position 値を設定することは技術的には可能ですが、一般的ではありません。 XAML で Position を設定する場合は、 TimeSpan の "FromString" 型変換動作をシミュレートします。つまり、"HH:MM:SS" という形式で値を指定します。

適用対象

こちらもご覧ください