セルフホストされている WCF サービスをデバッグする
"セルフホステッド サービス" とは、IIS 内部で実行されていない WCF サービス、WCF サービス ホスト、または ASP.NET 開発サーバーです。 セルフホステッド WCF をデバッグする最も簡単な方法は、[デバッグ] メニューの [デバッグ開始] を選んだときにクライアントとサーバーの両方を起動するよう、Visual Studio を構成することです。
NT サービスなど、この方法で起動できないプロセス内部で WCF サービスがセルフホストされている場合、この手法は使用できません。 代わりに、次の方法のいずれかを使用できます。
ホスト プロセスにデバッガーを手動でアタッチします。 詳細については、実行中のプロセスへのアタッチに関するページを参照してください。
または
クライアントでデバッグを開始し、次にサービスへの呼び出しにステップ インします。 これを行うには、app.config ファイルでデバッグを有効にする必要があります。 詳細については、「WCF デバッグの制約」を参照してください。
Visual Studio からクライアントとホストの両方を起動するには
クライアント プロジェクトとサーバー プロジェクトの両方を含む Visual Studio ソリューションを作成します。
ソリューションを構成して、[デバッグ] メニューの [開始] をクリックしたときにクライアント プロセスとサーバー プロセスの両方を起動します。
ソリューション エクスプローラーでソリューション名を右クリックします。
[スタートアップ プロジェクトの設定] をクリックします。
[ソリューション <名前> のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[マルチ スタートアップ プロジェクト] を選びます。
[マルチ スタートアップ プロジェクト] グリッドのサーバー プロジェクトに対応する行で、[アクション] をクリックし、[開始] を選択します。
クライアント プロジェクトに対応する行で、[アクション] をクリックし、[開始] を選択します。
OK をクリックします。