WPF トレース情報を表示する

Visual Studio は、WPF アプリケーションからデバッグ トレース情報を受け取り、その情報を [出力] ウィンドウに表示することができます。 デバッグ トレース情報を表示するには、WPF トレースが有効になっている必要があります。

WPF トレースは、App.Config ファイルで、または PresentationTraceSources クラスを使用してプログラムによって有効にすることができます。 より簡単に WPF トレースを有効にするには、[オプション] ウィンドウを使用します。 Web アプリケーション用の WPF トレースはサポートされていません。

WPF トレース情報を有効にする、またはカスタマイズするには

  1. [Tools](ツール) メニューの [Options](オプション) を選択します。

  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、左にあるボックスの [デバッグ] ノードを開きます。

  3. [デバッグ] で、[出力ウィンドウ] をクリックします。

  4. [出力の全般設定] で、[すべてのデバッグ出力] を選択します。

  5. 右にあるボックスで、[WPF トレース設定] を探します。

  6. [WPF トレース設定] ノードを開きます。

  7. [WPF トレース設定] で、有効にする設定のカテゴリ (たとえば、[データ バインディング]) をクリックします。

    [データ バインディング] またはクリックしたカテゴリの横の設定列にドロップダウン リスト コントロールが表示されます。

  8. ドロップダウン リストをクリックし、表示するトレース情報の種類として、[すべて][重大][エラー][警告][情報][詳細]、または [アクティビティのトレース] を選択します。

    [重大] は、重大なイベントのみのトレースを有効にします。

    [エラー] は、重大なイベントおよびエラー イベントのトレースを有効にします。

    [警告] は、重大なイベント、エラー イベント、および警告イベントのトレースを有効にします。

    [情報] は、重大なイベント、エラー イベント、警告イベント、および情報イベントのトレースを有効にします。

    [詳細] は、重大なイベント、エラー イベント、警告イベント、情報イベント、および詳細イベントのトレースを有効にします。

    [アクティビティのトレース] は、停止イベント、開始イベント、中断イベント、転送イベント、および再開イベントのトレースを有効にします。

    これらのトレース情報レベルが持つ意味の詳細については、「SourceLevels」を参照してください。

  9. [OK] をクリックします。

WPF トレース情報を無効にするには

  1. [Tools](ツール) メニューの [Options](オプション) を選択します。

  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、左にあるボックスの [デバッグ] ノードを開きます。

  3. [デバッグ] で、[出力ウィンドウ] をクリックします。

  4. 右にあるボックスで、[WPF トレース設定] を探します。

  5. [WPF トレース設定] ノードを開きます。

  6. [WPF トレース設定] で、有効にする設定のカテゴリ (たとえば、[データ バインディング]) をクリックします。

    [データ バインディング] またはクリックしたカテゴリの横の設定列にドロップダウン リスト コントロールが表示されます。

  7. ドロップダウン リストをクリックして [Off] を選択します。

  8. OK をクリックします。