<fileAssociation> 要素 (ClickOnce アプリケーション)
アプリケーションに関連付けられるファイル拡張子を識別します。
構文
<fileAssociation
xmlns="urn:schemas-microsoft-com:clickonce.v1"
extension
description
progid
defaultIcon
/>
要素と属性
fileAssociation
要素は省略可能です。 要素には、次の属性があります。
属性 | 説明 |
---|---|
extension |
必須。 アプリケーションに関連付けられるファイル拡張子。 |
description |
必須。 シェルで使用されるファイルの種類の説明。 |
progid |
必須。 ファイルの種類を一意に識別する名前。 |
defaultIcon |
必須。 この拡張子を持つファイルで使用するアイコンを指定します。 アイコン ファイルは、この要素を含む <assembly> 要素内の <file> 要素を使用して指定する必要があります。 |
解説
この要素には、次の XML 名前空間参照を urn:schemas-microsoft-com:clickonce.v1
含める必要があります。 <fileAssociation>
要素を使用する場合は、親の <assembly> 要素内の、<application>
要素の後に置く必要があります。
既存のファイルの関連付けは、ClickOnce によって上書きされません。 ただし、ClickOnce アプリケーションでは、現在のユーザーに対してのみ、ファイル拡張子をオーバーライドできます。 ClickOnce アプリケーションがアンインストールされた後は、ClickOnce によってこのユーザーのファイル関連付けが削除され、マシンごとの関連付けがもう一度アクティブになります。
例
次のコード例は、ClickOnce を使用して配置されるテキスト エディター アプリケーションのアプリケーション マニフェスト内にある fileAssociation
要素を示しています。 このコード例には、defaultIcon
属性では必須の <file> 要素も含まれています。
<file name="text.ico" size="4286">
<hash>
<dsig:Transforms>
<dsig:Transform Algorithm="urn:schemas-microsoft-com:HashTransforms.Identity" />
</dsig:Transforms>
<dsig:DigestMethod Algorithm="http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#sha1" />
<dsig:DigestValue>0joAqhmfeBb93ZneZv/oTMP2brY=</dsig:DigestValue>
</hash>
</file>
<file name="writing.ico" size="9662">
<hash>
<dsig:Transforms>
<dsig:Transform Algorithm="urn:schemas-microsoft-com:HashTransforms.Identity" />
</dsig:Transforms>
<dsig:DigestMethod Algorithm="http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#sha1" />
<dsig:DigestValue>2cL2U7cm13nG40v9MQdxYKazIwI=</dsig:DigestValue>
</hash>
</file>
<fileAssociation xmlns="urn:schemas-microsoft-com:clickonce.v1" extension=".text" description="Text Document (ClickOnce)" progid="Text.Document" defaultIcon="text.ico" />
<fileAssociation xmlns="urn:schemas-microsoft-com:clickonce.v1" extension=".writing" description="Writings (ClickOnce)" progid="Writing.Document" defaultIcon="writing.ico" />