ClickOnce 配置エラー用にカスタム ログ ファイルの場所を設定する
ClickOnce では、すべての配置のアクティブ化ログ ファイルが保持されます。 これらのログには、ClickOnce 配置のインストールと初期化に関連するエラーが記録されます。 既定では、ClickOnce によって、配置のアクティブ化ごとに 1 つのログ ファイルが作成されます。 これらのログ ファイルは、Temporary Internet Files フォルダーに格納されます。 アクティブ化エラーが発生すると、配置のログ ファイルがユーザーに表示されます。ユーザーは、発生したエラーのダイアログ ボックスで [詳細] をクリックします。
レジストリ エディター (regedit.exe) を使用してカスタム ログ ファイルのパスを設定することで、特定のクライアントのこの動作を変更できます。 この場合、ClickOnce によって、すべての配置のアクティブ化の成功と失敗が 1 つのファイルに記録されます。
注意
レジストリ エディタの使用を誤ると、オペレーティング システムの再インストールが必要になるような深刻な問題を引き起こす可能性があります。 リスクを理解した上でレジストリ エディターを使用してください。
Note
ログ ファイルが大きくなりすぎないように、場合によってはログ ファイルを切り捨てるか削除する必要があります。
次の手順では、1 つのクライアントのカスタム ログ ファイルの場所を設定する方法を説明します。
カスタム ログ ファイルの場所を設定するには
Regedit.exe を開きます。
HKCU\Software\Classes\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Deployment
ノードに移動します。文字列値
LogFilePath
を、選択したカスタム ログの場所の完全なパスとファイル名に設定します。この場所は、ユーザーが書き込みアクセス権を持つディレクトリ内である必要があります。 たとえば、次のフォルダー構造を作成し、
LogFilePath
を C:\Users\<username>\Documents\Logs\ClickOnce\installation.log に設定します。