次の方法で共有


Visual Studio 2022 で拡張機能を作成するとき、前のバージョンをターゲットにする

Visual Studio 2022 を使用して新しい VSIX プロジェクトを作成すると、Visual Studio 2022 をターゲットにするテンプレートからそのプロジェクトが作成されます。 Visual Studio 2019 以前のバージョンをターゲットにするには、作成済みのプロジェクトを変更する必要があります。

拡張機能でほとんどまたはすべてのコードを共有するとき、Visual Studio 2019 と Visual Studio 2022 をターゲットにするため、共有プロジェクトの使用を検討してください。

Visual Studio 2019 をターゲットとする VSIX プロジェクトで次の手順を実行します。

  1. source.extension.vsixmanifest ファイルを編集し、ProductArchitecture 要素とバージョン範囲を削除します。

    -<InstallationTarget Id="Microsoft.VisualStudio.Community" Version="[17.0,18.0)">
    +<InstallationTarget Id="Microsoft.VisualStudio.Community" Version="[16.0,17.0)">
    -  <ProductArchitecture>amd64</ProductArchitecture>
     </InstallationTarget>
    

    また、前提条件を更新します。

    -<Prerequisite Id="Microsoft.VisualStudio.Component.CoreEditor" Version="[17.0,18.0)" DisplayName="Visual Studio core editor" />
    +<Prerequisite Id="Microsoft.VisualStudio.Component.CoreEditor" Version="[16.0,17.0)" DisplayName="Visual Studio core editor" />
    

    必要な更新が他にないか、ファイルを確認します。

  2. プロジェクト ファイルで参照している VSSDK パッケージのバージョンを変更します。

    -<PackageReference Include="Microsoft.VisualStudio.SDK" Version="17.0.0-preview.1" />
    +<PackageReference Include="Microsoft.VisualStudio.SDK" Version="16.0.206" />
    -<PackageReference Include="Microsoft.VSSDK.BuildTools" Version="17.0.63-preview.1" />
    +<PackageReference Include="Microsoft.VSSDK.BuildTools" Version="16.10.32" />