方法: スクロール バーのカスタマイズ
適用対象:Visual Studio
Visual Studio for Mac
Visual Studio Code
長いコード ファイルで作業していると、ファイル内のすべての場所を追跡することが困難な場合があります。 コード エディターのスクロール バーをカスタマイズして、コード内の状況を全体的に把握することができます。
コメント
コードの変更、ブレークポイント、ブックマーク、エラー、キャレット位置などのコメントをスクロール バーに表示するかどうかを選択できます。
[ツール]>[オプション]>[テキスト エディター]>[すべての言語]>[スクロール バー] を選択して、 [スクロールバー] のオプション ページを開きます。
[垂直スクロール バーへのコメントの表示] を選択し、表示するコメントを選択します。 次のコメントを使用できます。
- 変更点
- マーク
- エラー
- キャレット位置
ヒント
[マークの表示] オプションには、ブレークポイントとブックマークが含まれています。
サイズの大きなコード ファイルを開き、ファイルの何か所かにあるテキストを置き換えて試してみてください。 スクロール バーに置き換えた結果が表示されるため、置き換えるべきでないものを置き換えた場合は変更を取り消すことができます。
次の図は、文字列を検索した後のスクロール バーです。 スクロール バーに文字列のすべてのインスタンスが表示されている点に注意してください。
次の図は、文字列のすべてのインスタンスを置き換えた後のスクロール バーです。 スクロール バーの赤いマークは、テキストの置換によってエラーが発生した場所を示しています。
表示モード
スクロール バーには、バー モードとマップ モードの 2 つのモードがあります。
バー モード
バー モードでは、コメントのインジケーターがスクロール バーに表示されます。 スクロール バーをクリックすると、ページが上下にスクロールしますが、ファイル内のその位置にはジャンプしません。
マップ モード
マップ モードでは、コード行がスクロール バーに縮小表示されます。 [ソースの概要] で値を選択すると、マップの列幅を選択できます。 マップにポインターを置いたときにコードのより大きなプレビューを表示するには、 [プレビュー ツール ヒントの表示] オプションを選択します。 折りたたまれた部分は他と異なる影付きで表示され、ダブルクリックすると展開されます。
ヒント
[ソースの概要] を [オフ] に設定すると、マップ モードの縮小版のコード ビューをオフにすることができます。 [プレビュー ツール ヒントの表示] を選択すると、スクロール バーにポインターを置いたときにその場所のコードのプレビューが表示され、クリックすると、ファイルのその位置にカーソルがジャンプするようになります。
次の図は、マップ モードが有効で、幅が [中] に設定されているときの検索例を示します。
次の図は、 [プレビュー ツール ヒントの表示] オプションを示しています。
ヒント
マップ モードに表示される色を変更するには、 [ツール]>[オプション]>[環境]>[フォントおよび色] を選択します。 次に、 [表示項目] で、"概要" で始まっている項目のいずれかを選択し、目的の色に変更して、 [OK] を選択します。