コードの編集中の AI の支援
IntelliCode の提案は、コード内の複数の場所で同様の編集を行うときに役立つ。 編集内容をローカルで追跡し、繰り返しを検出します。 その場合、その同じ編集が当てはまる可能性のある他の場所にそれを適用することが提案されます。 たとえば、リファクタリングを適用できる場所を見逃した場合、IntelliCode の候補は、それらの場所を見つけて修正するのに役立ちます。
IntelliCode は、コードのセマンティック構造を認識します。 この構造体は、変数名が異なる場合でも、変更を適用できる状況を検出するために使用されます。
ハードコーディングされたローカル値を使用する繰り返しの温度変換を、それらの値を抽象化するヘルパー関数に置き換えるとします。 IntelliCode は、行っている繰り返しの変更を検出し、他の場所でその変更を行うことをお勧めします。
候補は、Visual Studio エディター クイック アクション として表示されます。 IntelliCode の候補には、[クイック アクション] メニュー オプション [提案 の適用] と [この のような提案を無視する]があります。 推奨される変更を使用する場合は、[提案 適用] を選択します。
Visual Studio 2019 16.9 以降のリリースでは、入力の途中でも入力候補一覧に提案が表示されます。
セッション内の繰り返しの編集から学習されるため、IntelliCode の提案では意図に合わない提案が行われることがあります。 推奨される変更を使用しない場合は、[この アクションのような提案を無視する] を選択します。 以降の編集で再作成しない限り、IntelliCode はそのパターンを再度提案しません。
手記
IntelliCode の候補はセッションに限定されています。Visual Studio を閉じて再度開いた後、候補は表示されません。
提案されたすべての変更の一覧を表示する場合は、[表示]>IntelliCode の候補>その他のウィンドウに移動します。
使用可能な電球のその他の候補
入力候補リストの候補を受け入れると、同じ変更を適用できる他の場所がある場合は、検出された候補の一覧を示すアクションが電球で表示されます。 IntelliCode の候補ウィンドウが開き、候補を見つけて操作できます。
IntelliCode の候補を無効にする
Visual Studio バージョン 16.7 以降では、提案は既定で有効になっています。
オフにする場合は、[ツール]>[オプション]を選択し、次に [IntelliCode 全般] タブを選択し、C# 候補 を [無効] に切り替えます。