Visual Studio for Mac のアクセシビリティ
重要
Visual Studio for Mac は、Microsoft の モダン ライフサイクル ポリシーに従って、2024 年 8 月 31 日に廃止される予定です。 引き続き Visual Studio for Mac を使用できますが、VS Code 用の新しい C# 開発キット拡張機能のプレビュー バージョンなど、Mac 上の開発者向けの他のいくつかのオプションがあります。
macOS には、Visual Studio for Mac の使用に役立つアクセシビリティ ツールや機能が多数組み込まれています。 たとえば、ハイコントラスト モード、キーボード ナビゲーション、VoiceOver (macOS のスクリーン リーダー) などの機能があります。
これらに加え、Visual Studio for Mac には、さまざまな身体機能のユーザーが操作しやすくなる以下の機能も用意されています。
- エディターのテキストの拡大
- ツール ウィンドウのテキストの拡大
- コード エディターの配色テーマのカスタマイズ
- キーボード ショートカットのカスタマイズ
- キーボード ナビゲーション
この記事では、macOS のアクセシビリティ機能を使用する方法と、Visual Studio for Mac IDE でアクセシビリティ オプションを設定する方法について説明します。
Note
このガイドでは、Visual Studio for Mac について説明します。 Windows 上の Visual Studio については、「Visual Studio のユーザー補助機能」を参照してください。
macOS のコントラストを上げる
Visual Studio for Mac では、macOS でコントラストを上げる機能がサポートされており、UI 要素のコントラストを上げ、枠線をよりはっきりさせることができます。 これを有効にするには、
[System Preferences](システム環境設定) を開きます。
[アクセシビリティ] に移動し、[ディスプレイ] を選択します。
[Increase contrast]\(コントラストを上げる\) チェックボックスをオンにします。
ツール ウィンドウとエディター コンテンツのサイズを変更する
コンテンツのサイズを変更するツール ウィンドウまたはエディター ウィンドウを選択します。
[表示 (メニュー)] を選択し、[拡大 (⌘+)] または [縮小 (⌘-)] を選択します。
ヒント
コンテンツを既定のサイズにリセットするには、[表示 (メニュー)]>[通常サイズ (⌘0)] を選択します。
コンテンツのフォントとサイズを変更する
Visual Studio for Mac のほとんどのツール ウィンドウで、コンテンツのフォントとサイズをカスタマイズすることができます。 方法は以下のとおりです。
[Visual Studio (メニュー)]>[ユーザー設定 (⌘,)] に移動します。
[ユーザー設定] の [環境]>[フォント] に移動します。
[テキスト エディター]、[全般ツール ウィンドウのテキスト]、または [出力ウィンドウの内容] について、フォントとサイズのボタンを選択します。
目的のフォント、スタイル、サイズを選択し、[OK] を選択します。
ヒント
各設定の既定のフォントとスタイルに戻るには、[既定値として設定] を選択します。
エディターの構文の強調表示を変更する
ユーザーによっては、既定の配色が自分のコントラストや色の要件と合っていないことがあります。 Visual Studio for Mac には、2 つのハイ コントラスト テーマなど、ユーザーが選択できる代替テーマがいくつかあります。
[Visual Studio (メニュー)]>[ユーザー設定 (⌘,)] に移動します。
[ユーザー設定] の [テキスト エディター]>[配色テーマ] に移動します。
目的のテーマを選択します。
ヒント
テーマはエディター内でリアルタイムで更新されるため、好みのテーマをプレビューして選択することができます。
詳細については、次のトピックを参照してください。