Visual Studio for Mac での IDE のカスタマイズ
重要
Visual Studio for Mac は、Microsoft の モダン ライフサイクル ポリシーに従って、2024 年 8 月 31 日に廃止される予定です。 引き続き Visual Studio for Mac を使用できますが、VS Code 用の新しい C# 開発キット拡張機能のプレビュー バージョンなど、Mac 上の開発者向けの他のいくつかのオプションがあります。
Visual Studio for Mac は、ユーザーが効率性とデザイン性の両方のニーズを満たす環境でアプリを開発できるようにカスタマイズすることができます。 この記事では、Visual Studio for Mac を自分のニーズに合わせてカスタマイズするためのさまざまな方法を紹介します。
濃色テーマ
Visual Studio for Mac ではテーマを切り替えることができます。次の図のように、[Visual Studio] > [ユーザー設定] > [環境] > [視覚スタイル] を選び、[ユーザー インターフェイス テーマ] ドロップダウン リストから希望のテーマを選びます。
ローカライズ
Visual Studio for Mac は次の 14 か国語にローカライズされており、よりたくさんの開発者にご利用いただけます。
- 中国語 - 中国
- 中国語 - 台湾
- チェコ語
- フランス語
- ドイツ語
- English
- イタリア語
- 日本語
- 韓国語
- ポーランド語
- ポルトガル語 - ブラジル
- ロシア語
- スペイン語
- トルコ語
Visual Studio for Mac の表示言語を変更するには、次の図のように、[Visual Studio] > [ユーザー設定] > [環境] > [視覚スタイル] を選び、[ユーザー インターフェイス言語] ドロップダウン リストから希望の言語を選びます。
作成者情報
作成者情報パネルでは、名前、メール アドレス、作品の著作権所有者、会社、商標など、自分に関する関連情報を追加できます。
この情報は、新しいファイルに追加する可能性がある、ライセンスなど、標準ファイル ヘッダーに入力するために使用されます。
Visual Studio for Mac のバージョン管理からコミットが行われた場合、そのコミットで、[名前] フィールドと [電子メール] フィールドに入力されたデータが利用されます。 このフィールドにデータを入力していない場合、バージョン管理を利用するときに、Visual Studio for Mac から入力が求められます。
キー バインド
キー バインドまたはキーボード ショートカットを利用することで、より効率的に Visual Studio for Mac を操作できるように開発環境を調整できます。 Visual Studio (Windows)、ReSharper、Visual Studio Code、Xcode など、人気のある多くの IDE 用に使い慣れたキー バインドが提供されています。
次の図のように、[Visual Studio] > [ユーザー設定] > [環境] > [キー バインド] を選び、キー バインドを設定できます。
ここからキー バインドの組み合わせを検索したり、競合するバインドを表示したり、新しいバインドを追加したり、既存のバインドを編集したりできます。
これらのバインドは、Visual Studio for Mac の初回セットアップ中に、[キーボードの選択] 画面を使用して設定することもできます。
ワークスペースのレイアウト
Visual Studio for Mac のワークスペースは、メインのドキュメント領域 (通常、エディター、デザイナー サーフェス、またはオプション ファイル) で構成されています。この補完的な領域は "ツール ウィンドウ" で囲まれています。このパッドには、アプリケーション ファイルにアクセスし、管理、テスト、およびデバッグを行う際に役立つ情報が含まれています。
ツール ウィンドウの表示と整理
Visual Studio for Mac で新しいソリューションまたはファイルを開くとき、ワークスペースに "ツール ウィンドウ" が表示されます。これには、[ソリューション] ウィンドウ、ドキュメント アウトライン、エラーが含まれます。
Visual Studio for Mac のツール ウィンドウには追加情報、ツール、ナビゲーション補助が含まれています。これには、[表示] メニュー項目を選択し、それを追加するツール ウィンドウを選択するとアクセスできるようになります。
ツール ウィンドウはさまざまなコマンドで自動的に開くこともできます。たとえば、[複数のファイル内を検索] (Shift + Command + F) コマンドを実行すると、別のウィンドウが開き、検索結果が表示されます。
ツール ウィンドウは、自分にとって最も便利になるようにワークフロー内の任意の場所に移動したり、配置したりできます。 たとえば、ドキュメント エディターの上下左右、別のツール ウィンドウの隣、別のウィンドウの上または下、あるいはタブ付きウィンドウのセットとしてドッキングすることですばやく切り替えることができます。
頻繁に使用されるツール ウィンドウについては、Visual Studio for Mac からそれらを完全に切り離し、独自の新しいウィンドウにすることもできます。
ツール ウィンドウは、各ウィンドウの右上隅にあるコントロールでピン留めしたり、閉じたりすることができます。
ピン留めされたウィンドウは、ワークスペースの側面にドッキングされ、必要なときにすばやくアクセスできるように開いたままになります。 ピン留めされていないウィンドウはドッキングされますが、マウスでウィンドウのタブをポイントするか、キーボードでフォーカスするまで表示されません。 マウスやキーボードのフォーカスを離すことで、非表示にすることができます。
レイアウトの整理
常に表示されるツール ウィンドウは、現在のコンテキストによって決まります。 たとえば、ビジュアルなデザイナーを使用するときは、ツールボックスとプロパティのグリッドウィンドウが最も重要です。 デバッグ時には、スタックとローカルを表示するためにデバッガー ウィンドウを使用すると便利です。
開いているツール ウィンドウの状態を表現したものが "レイアウト" です。 次の図に示すように、[表示] メニューを使用してレイアウトを手動で切り替えることができます。 また、デバッグやストーリーボードの起動のようなアクションを実行した場合も、自動的に切り替わります。
[表示] > [レイアウト] > [現在のレイアウトを保存する] メニュー項目を使うことで、新しいレイアウトを作成できます。 このコマンドを実行すると、現在のレイアウトがメニューに追加され、いつでも選択できるようになります。
サイド バイ サイド編集
Visual Studio for Mac では、テキスト エディターを並べて開いたり、エディターを別のウィンドウとして表示したりできます。
2 列モードは、[表示] > [エディター列] > [2 列] を選ぶか、エディターのタブをエディター領域のいずれかの端にドラッグすることで、[表示] メニュー項目を介して有効にすることができます。
エディター タブはドキュメント領域の外にドラッグできます。エディター ウィンドウが別ウィンドウとして表示されます。 この別ウィンドウもサイド バイ サイド エディターに対応し、複数のエディター タブを含めることができます。
1 つのエディターを開いている状態に戻すには、[表示] > [エディター列] > [1 列] を選びます。