Visual Studio IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2 リリース ノート


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Note

これは Visual Studio の最新バージョンではありません。 最新のリリースをダウンロードするには、Visual Studio のサイトにアクセスしてください。


サポート期間

このバージョンはサポート対象外になりました。 Visual Studio のサポートの詳細については、Visual Studio 2017 のサポート ポリシーに関するページを参照してください。

最新バージョンのリリース ノートを参照するか、Visual Studio サイトにアクセスして、サポートされている最新バージョンの Visual Studio 2017 をダウンロードしてください。

Visual Studio 2017 バージョン 15.2 リリース


15.2 の主な新機能の概要

  • 新しく強化された Python 開発のワークロードにより生産性が最大化されます。
  • データ サイエンスと分析のアプリケーションのワークロードで、データ分析に必要なすべてのものをインストールできます。
  • ReSharper 2017.1 がライトウェイト モードで読み込まれたソリューションと連動するようになりました。
  • Xamarin 4.5 のプロパティ ページとマニフェスト エディターの UI が、よりシンプルに、使いやすく再設計されました。
  • Unity 5.6 を Unity によるゲーム開発のワークロードと共にインストールすることで、ゲームや対話型コンテンツを開発できるようになりました。
  • 複数のサイドバイサイド バージョンの TypeScript コンパイラを使用できるようになりました。
  • F# ツールに関する複数の機能向上。
  • Linux C++ でデバッグ中に向上したタイプの視覚化を使用できるようになりました。
  • [CMake 統合](#CMake 3.7.2) が CMake 3.7.2 をサポートするようになりました。
  • [診断ツール] ウィンドウを構成することで、制限を超過したときに操作を自動的に停止できるようになりました。
  • パッケージがキャッシュされる場所を変更したり、インストール、変更、修復の間にパッケージのキャッシュを無効にしたりできるようになりました。
  • Visual Studio インストーラーに、現在の構成に基づく Visual Studio 製品のみが表示されるようになりました。

15.2 で修正された主な問題

開発者コミュニティが意見を提示し、Microsoft がそれに応えました。 次は、最も多くの指摘があり、今回のリリースで修正された問題の一覧です。

ユーザーから報告され、Visual Studio 2017 バージョン 15.2 で修正されたすべての問題を参照できます。

The Developer Community Portal


15.2 の新機能の詳細

Release Notes IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2

2017 年 5 月 10 日リリース

15.2 の新機能

Python 開発ワークロード

Visual Studio の Python 開発ワークロードは、Python での生産性が最大になるように拡張されています。 強化された IntelliSense、Web 開発プロジェクト、Git、VSTS 統合を提供し、毎日のタスクの時間と労力の節約を可能にします。 世界最高クラスのデバッグ ツール (ローカル、リモート、クロスプラットフォーム、Python/ネイティブ) およびプロファイリング ツールを使うと、Python コードの品質とパフォーマンスが向上します。

詳細とドキュメントについては Python 情報ページをご覧ください。

データ サイエンスと分析のアプリケーション ワークロード

データ サイエンスと分析のアプリケーション ワークロードでは、データ分析に必要なすべてのものをワンクリックでインストールできます。 これには、機械学習モデルの構築と配置の全体を通してデータの取得、分析、視覚化を可能にする、Python、R、F#、およびそれぞれのパッケージ/ディストリビューションのサポートが含まれます。

詳細とドキュメントについては Python 情報ページR ツール情報ページをご覧ください。

ReSharper Ultimate 2017.1

Visual Studio 2017 からライトウェイト モードで読み込まれたソリューションと ReSharper が連動するようになりました。 詳細については、JetBrains ブログの投稿でご確認ください。しくみを紹介した動画があります。

プロパティ ページとマニフェストの再設計

Xamarin 4.5 のプロパティ ページを再編成し、簡素化し、マニフェスト エディターを分割しました。 csproj オプションはプロパティ ページから、マニフェスト オプションはマニフェスト エディターから引き続き編集できます。 高 DPI ディスプレイに対応できるように、プロパティ ページを簡素化し、再編成しました。

詳しくは、Xamarin のリリース ノートをご覧ください。

Visual Studio Tools for Unity

Unity によるゲーム開発のワークロードでは、Unity 5.6 をインストールすることで、マルチプラットフォームの 2D および 3D ゲームと、対話型コンテンツを構築できるようになりました。 Visual Studio を Unity 開発環境に切り替える方法については、Unity 向けの Visual Studio のツールのページを参照してください。

TypeScript のサイドバイサイド サポート

Visual Studio 2017 では、複数のバージョンの TypeScript コンパイラを使用できるようになりました。 インストールの間に、TypeScript 2.2 が Web、Node.js、ユニバーサル Windows、モバイル JavaScript の各ワークロードに自動的に組み込まれます。 [個別のコンポーネント] インストーラー ページで TypeScript 2.1 を選ぶこともできます。

IntelliSense とビルドで使用される TypeScript のバージョンはインストールされている最新のものです。 IntelliSense で使用されるバージョンは、(図 1) に示す設定で変更できます。 プロジェクトのビルドに使われる TypeScript のバージョンを変更するには、プロジェクト ファイルで MSBuild のプロパティ <TypeScriptToolsVersions> を設定します。 MSBuild のプロパティについて詳しくは、TypeScript のハンドブックを参照してください。

TypeScript Version Selection
(図 1) TypeScript のバージョンの選択

Linux C++ の強化

natvis および Python の両方の整形出力で使用するデバッガーの種類を視覚化するため、Linux C++ のワークロードを改善しました。 クロスプラットフォームでコード共有を行うため、Linux C++ プロジェクトで共有アイテム プロジェクトを使用できるようになりました。 詳細については、Visual C++ チーム ブログの投稿を参照してください。

CMake 統合

この更新された CMake メニューは、開発者からのフィードバックに基づいています。 詳細については、CMake 3.7.2 のリリース ページを参照してください。

[診断ツール] ウィンドウ

実行時間の長いデバッガー セッションは、大量のメモリやディスク領域を使用していました。 [診断ツール] ウィンドウを構成すると、制限を超過したときに操作が自動的に停止します。 制限を構成するには、[診断ツール] ウィンドウのメニューから [設定] コマンドを選択します。 この新しい機能は、夜間にデバッガーを実行していたお客様からのフィードバックにより利用可能になりました。 [診断ツール] ウィンドウがシャットダウンしても、デバッガー自体 (ブレークポイント、コールスタックなど) は影響を受けません。

インストーラー パッケージ キャッシュの移動または無効化

コマンド ラインを使って Visual Studio 2017 をインストールするときに、--cache を指定すると、インストールおよびそれ以降のインストール、変更、修復操作用にキャッシュ ポリシーが有効になります (既定)。または、--nocache を指定するとポリシーが無効になり、パッケージはキャッシュされず、現在のインスタンス用に既にキャッシュされているパッケージは削除されます。

ポリシーは、レジストリとグループ ポリシーで変更できるようになりました。 詳しくは、セットアップに関するブログをご覧ください。

F# ツールの機能強化

  • 基本的なオートコンプリートのサポート。
  • ツールヒントをクリックして定義へ移動する機能。
  • 変更可能な値の色分け、および他のセマンティクスの色づけの改良。
  • プロジェクト システムのパフォーマンスの向上。
  • 全体的なパフォーマンスの大幅な向上。
  • ソリューション フォルダーのノードの上または下への移動。
  • 入力候補一覧でのインテリジェントな並べ替え。

Visual Studio インストーラーでの、現在の構成に基づく Visual Studio 製品の表示

次に例を示します。

  • コンピューターに Visual Studio 2017 Enterprise 版がインストールされている場合は、Enterprise 製品のみが表示されます。
  • Visual Studio 2017 Professional 版がインストールされている場合は、Professional と Enterprise の製品が表示されます。
  • Visual Studio 2017 Community 版がインストールされている場合は、Community、Professional、Enterprise の製品が表示されます。

Release Notes IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2.1

2017 年 5 月 12 日リリース

15.2.1 で修正された主な問題

以下は、ユーザーから報告され、このバージョンで対処された問題です。


Release Notes IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2.2

2017 年 5 月 30 日リリース

15.2.2 で修正された主な問題

以下は、ユーザーから報告され、このバージョンで対処された問題です。

このリリースに含まれる追加の修正プログラム:

  • 例外 "このストリームは System.IO.Compression.DeflateStream.BeginWrite での書き込みをサポートしていません" に関連する潜在的な F# 回帰を修正しました。
  • Xamarin iOS アプリが正しく構築されていない問題を修正しました。
  • Xamarin Android アプリで時々発生するパフォーマンス低下の問題を修正しました。
  • Android デバッガーへの接続の問題を修正しました。
  • 4.5 にアップグレードすると csproj で Multidex がサポートされなくなる問題を修正しました。

Release Notes IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2.3

2017 年 6 月 9 日リリース

15.2.3 で修正された主な問題

以下は、ユーザーから報告され、このバージョンで対処された問題です。


Release Notes IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2.4

2017 年 6 月 21 日リリース

15.2.4 で修正された主な問題

以下は、ユーザーから報告され、このバージョンで対処された問題です。


Release Notes IconVisual Studio 2017 バージョン 15.2.5

2017 年 7 月 17 日リリース

15.2.5 で修正された主な問題

以下は、ユーザーから報告され、このバージョンで対処された問題です。

  • RS3 で WebDeploy のインストールの問題を修正しました。

既知の問題

ご意見とご感想はすべて参考にさせていただいております。 開発者コミュニティ サイトにアクセスして、最新の問題を検索したり、新しい問題を投稿したり、既存の問題を更新したりします。 Visual Studio 2017 バージョン 15.2 のすべての既知の問題と回避策を参照できます。


フィードバックと提案

皆様のご意見をお待ちしております。 問題がある場合は、インストーラーまたは Visual Studio IDE 自体の右上隅にある [問題の報告] オプションからお知らせください。 右上隅に Report a Problem Icon アイコンがあります。 製品に関する提案をしたり、Visual Studio 開発者コミュニティで問題を追跡したりすることにより、質問、回答の検索、新機能を提案したりすることができます。 ライブ チャット サポートを介して、無料のインストールのヘルプを取得することもできます。


ブログ

開発者ツールのブログで提供されている洞察や推奨事項を活用すると、すべての新しいリリースに関する最新情報を入手し続けることができ、さまざまな機能について掘り下げた記事を参照することもできます。

Developer Tools Blogs


Visual Studio 2017 リリース ノート履歴

過去のバージョンの Visual Studio 2017 に関連する詳細については、「Visual Studio 2017 リリース ノート履歴」のページを参照してください。


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