Office ソリューションを開発できるようにコンピューターを構成する
Visual Studio の Microsoft Office Developer Tools を使用できるように開発コンピューターを構成するには、次のトピックの手順を実行します。 これらの手順を実行するには、開発コンピューターの管理特権を保持している必要があります。
要件
次のバージョンの Visual Studio、.NET Framework、および Microsoft Office がサポートされています。
ソフトウェア | サポートされているバージョン |
---|---|
Visual Studio 2017 | Office/SharePoint 開発ワークロードを含む任意のエディション。 |
.NET Framework | .NET Framework 4 以降。 |
Microsoft Office |
Visual Basic for Applications (VBA) は Office の一部としてインストールされている必要があります。 重要: Office 2010 アプリケーションのクイック実行バージョンはサポートされていません。 |
開発用コンピューターを構成する
Office Developer Tools が含まれているバージョンの Visual Studio をインストールします。 Office 開発者ツールは既定でインストールされます。 インストールする機能を選択して Visual Studio のインストールをカスタマイズする場合は、セットアップ時に [Microsoft Office Developer Tools] を選択していることを確認してください。
Visual Studio の Office Developer Tools によってサポートされているバージョンの Office をインストールします。
インストールするバージョンの Office の PIA もインストールされることを確認してください。 PIA は、既定では Office と共にインストールされます。 Office セットアップを変更する場合は、対象とするアプリケーションに対して .NET プログラミング サポート機能が選択されていることを確認します。
英語バージョンの Visual Studio があり、Windows 用に英語以外の設定を使用している場合は、Visual Studio Tools for Office ランタイム言語パックをインストールして、Windows と同じ言語の Visual Studio Tools for Office ランタイム メッセージを表示できます。 英語版以外の Visual Studio では、この言語パックが自動的にインストールされます。 言語パックは「Microsoft ダウンロード センター」から入手できます。
プロジェクト テンプレートが表示されない、または Visual Studio で機能しない場合
Visual Studio、.NET Framework、および Microsoft Office のサポートされているバージョンをインストールしても、Visual Studio の [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスに Office プロジェクト テンプレートが表示されない、またはプロジェクト テンプレートの使用を試みるとエラーが表示される場合は、以下のことを確認してください。
使用するコンピューターに Microsoft Office Developer Tools がインストールされていることを確認します。
Office Developer Tools は Visual Studio のオプション コンポーネントですが、通常は Visual Studio と共に自動的にインストールされます。 インストールする機能を指定して Visual Studio のインストールをカスタマイズする場合は、各種ツールをインストールするために、セットアップ時に必ず [Microsoft Office Developer Tools] を選択してください。
これらのツールがインストールされていることを確認するには、Visual Studio のセットアップ プログラムを開始し、[変更] ボタンをクリックします。 [Microsoft Office Developer Tools] チェック ボックスをオンにして [更新] ボタンをクリックします。
クイック実行で提供された Office のバージョンを実行していないことを確認します。 「方法: コンピューター上の Outlook がクイック実行アプリケーションかどうかを検証する」をご覧ください。
Microsoft Office の 1 つのバージョンのみを実行していることを確認します。
問題が解決しない場合は、「Office ソリューションのエラーについての追加サポート」をご覧ください。