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アセットのライブラリ

Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022 - Azure DevOps Server 2019

"ライブラリ" は、Azure DevOps プロジェクトのビルドおよびリリース アセットのコレクションです。 ライブラリで定義されたアセットは、プロジェクトの複数のビルド パイプラインとリリース パイプラインで使用できます。 Azure Pipelines で [ライブラリ] タブに直接アクセスできます。

ライブラリには、変数グループセキュリティで保護されたファイルの 2 種類のアセットが含まれています。

Pipelines アセット ライブラリのスクリーンショット。

変数グループは、TFS 2017 以前のリリース パイプラインでのみ使用できます。 TFS 2018 および Azure Pipelines では、これらはビルド パイプラインとリリース パイプラインで使用できます。 タスク グループとサービス接続は、TFS 2015 以降のビルド、リリース パイプライン、および Azure Pipelines で使用できます。

ライブラリのセキュリティ

[ライブラリ] で定義されているすべてのアセットは、共通のセキュリティ モデルを共有します。 ライブラリ内の新しい項目を定義できるユーザーと、既存の項目を使用できるユーザーを制御することができます。 ロールはライブラリ項目に対して定義され、これらのロールのメンバーシップによって、それらの項目に対して実行できる操作が決まります。

ライブラリ項目のロール 説明
Reader 項目を表示できます。
ユーザー ビルドまたはリリース パイプラインの作成時にその項目を使用できます。 たとえば、変数グループをリリース パイプラインで使用するには、その変数グループの "ユーザー" である必要があります。
管理者 項目に対する他のすべてのロールのメンバーシップを管理することもできます。 項目を作成したユーザーは、その項目の管理者ロールに自動的に追加されます。 既定では、ライブラリの管理者ロールには、ビルド管理者、リリース管理者、プロジェクト管理者の各グループが追加されます。
Creator ライブラリ内に新しい項目を作成できます。しかし、このロールには閲覧者のアクセス許可もユーザーのアクセス許可も含まれません。 Creator ロールで他のユーザーのアクセス許可を管理することはできません。

[ライブラリ] タブのセキュリティ設定により、ライブラリ内の "すべての" 項目に対するアクセスが制御されます。 個々の項目のロール メンバーシップは、ライブラリ ノードのロールから自動的に継承されます。

パイプライン セキュリティ ロールの詳細については、「パイプラインのセキュリティ ロールについて」を参照してください。

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