WillReboot
WillReboot
は、同期コマンドの実行後にコンピューターを再起動する状況を指定します。
コンピューターの再起動前にまだ処理する必要のある追加のコマンドがある場合は、それらのコマンドが保存されます。 再起動後、残りの同期コマンドが再開されます。
RunSynchronous コマンドは、ユーザー コンテキストでは auditUser 構成パスで、システム コンテキストでは specialize パスで実行されます。
値
Always (常に) |
コマンドの実行直後にコンピューターを常に再起動することを指定します。 |
OnRequest |
要求された場合は、コマンドの実行後にコンピューターを再起動することを指定します。 返される可能性のあるリターン コードの表については、「解説」を参照してください。 |
Never |
コマンドの実行後にコンピューターを再起動しないことを指定します。 これが既定値です。 |
解説
WillReboot
の値が OnRequest の場合、同期コマンドは次のいずれかのコードを返す必要があります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
0 |
コマンドが成功しました。 再起動は不要です。 |
1 |
コマンドが成功しました。 すぐに再起動する必要があります。 その後、次のコマンドを開始できます。 |
2 |
コマンドはまだ処理中です。 すぐに再起動する必要があります。 その後、同じコマンドをもう一度開始する必要があります。 このコードは複数回返される可能性があります。 |
その他のコード |
コマンドが失敗しました。 エラーを返し、インストールを終了する必要があります。 |
有効な構成パス
auditUser
specialize
[親階層]
Microsoft-Windows-Deployment | RunSynchronous | RunSynchronousCommand | WillReboot
適用対象
このコンポーネントでサポートされている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「Microsoft-Windows-Deployment」を参照してください。
XML の例
次の XML 出力は、同期コマンドを設定する方法を示しています。
<RunSynchronous>
<RunSynchronousCommand wcm:action="add">
<Credentials>
<Domain>MyDomain</Domain>
<Password>MyPassword</Password>
<Username>MyUsername</Username>
</Credentials>
<Description>MySynchCommand1</Description>
<Order>1</Order>
<Path>\\network\server\share\filename</Path>
<WillReboot>OnRequest</WillReboot>
</RunSynchronousCommand>
<RunSynchronousCommand wcm:action="add">
<Credentials>
<Domain>MyDomain</Domain>
<Password>MyPassword</Password>
<Username>MyUsername</Username>
</Credentials>
<Description>MySynchCommand2</Description>
<Order>2</Order>
<Path>\\network\server\share\filename</Path>
<WillReboot>OnRequest</WillReboot>
</RunSynchronousCommand>
</RunSynchronous>