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KSNODETYPE_TELEPHONY_BIDI

  • [アーティクル]

KSNODETYPE_TELEPHONY_BIDI ノードは、通話の両側 (双方向) を表します。

デバイスが携帯ネットワーク テレフォニーをサポートしている場合は、各プロバイダー (Executor) に対して KSNODETYPE_TELEPHONY_BIDI エンドポイントが必要です。

携帯ネットワーク テレフォニー

無線スタックには、通話インスタンスを特定のハードウェア パスに接続するためのプロバイダー ID (Executor ID) と通話の種類 (パケット／回線) の概念があります。

ドライバーは、プロバイダー ID をウェーブ フィルターに関連付けます。 このプロバイダー ID は、関連付けられている携帯ネットワーク ストリーミング エンドポイントでも設定されます。 ウェーブ フィルターのプロバイダー ID は、実行時に変更してはなりません。 オーディオ スタックは、KSPROPERTY_TELEPHONY_PROVIDERID を使用してドライバーからプロバイダー ID のクエリを実行します。 この後、そのプロバイダー ID のすべての通話が特定のウェーブ フィルターに送信されます。

携帯ネットワーク通話の開始と終了

通話の開始と停止は、プロバイダーのウェーブ フィルターに KSPROPERTY_TELEPHONY_CALLCONTROL を送信することによって行われます。 このプロパティは、通話の種類 (パケット切り替え/回線切り替え) と通話の制御操作 ([有効] または [無効]) をドライバーに伝えます。 通話の制御操作が [無効] の場合、通話の種類は無視されます。

通話が [有効] になると、関連付けられている KSNODETYPE_TELEPHONY_BIDI のジャック状態がドライバーによって [アクティブ] になり、通話状態が TELEPHONY_CALLSTATE_ENABLED に更新されます。 通話が終了すると、エンドポイントのジャック状態が切断に変わり、通話状態が TELEPHONY_CALLSTATE_DISABLED に更新されます。