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推奨される音声通信デバイス ID

Windows Me および Windows 2000 以降では、Windows マルチメディア関数 waveInMessage および waveOutMessage を使用して、音声通信に使用する優先デバイスのデバイス ID を取り出すことができます。 これら 2 つの関数は、それぞれ波入力と波出力の優先音声通信デバイス ID を取得します。 各デバイス ID は、一般的な波オーディオの使用に適した波デバイスとは対照的に、音声通信に特に適した波デバイスを識別します。 一般的な波オーディオの優先デバイスのデバイス ID の取得情報は、優先デバイス ID へのアクセスを参照してください。

優先音声通信デバイスを知ることは、たとえば、ユーザーが 2 つ以上のデバイスのリストから開くデバイスを選択できるようにするアプリケーション プログラムに役立ちます。 このようなアプリケーションは通常、リスト内のデバイスのうちどれが優先デバイスであるかを示す必要があります。

現在優先されている音声通信デバイスのデバイス ID を取り出すには、アプリケーションはメッセージ パラメーターを定数 DRVM_MAPPER_CONSOLEVOICECOM_GET に設定して 波の XxxMessage 関数を呼び出します。

DRVM_MAPPER_CONSOLEVOICECOM_GET メッセージを使用して waveInMessage または waveOutMessage 関数を呼び出す場合は、デバイス ハンドルの値を WAVE_MAPPER として指定し、この値を適切なハンドル タイプ (HWAVEIN または HWAVEOUT) にキャストします。 波の XxxMessage 関数は、有効なデバイス ハンドルの代わりにこの値を受け入れるため、アプリケーションは最初にデバイスを開かなくてもデフォルトのデバイス ID をクエリできます。 波の XxxMessage 関数の詳細情報は、システムによりインターセプトされたデバイス メッセージを参照してください。

DRVM_MAPPER_PREFERRED_GET メッセージは、ターゲット デバイス (waveIn または waveOut) のマッパーによってインターセプトされます。 波デバイスのマッパーについては、Microsoft Windows SDK のドキュメントを参照してください。