BdaStartChanges 関数 (bdasup.h)
BdaStartChanges 関数は、新しい BDA トポロジの変更の設定を開始します。
構文
NTSTATUS BdaStartChanges(
[in] PIRP pIrp
);
パラメーター
[in] pIrp
変更を開始する要求の IRP を指します。 BDA ミニドライバーは、 KSMETHOD_BDA_START_CHANGES 要求でこの IRP を受け取ります。
戻り値
STATUS_SUCCESSまたは適切なエラー コードを返します。
注釈
BDA ミニドライバーは 、BdaStartChanges 関数を呼び出して、ミニドライバーがネットワーク プロバイダーから 設定されたKSMETHODSETID_BdaChangeSyncメソッドの KSMETHOD_BDA_START_CHANGES要求を受信した後に、新しい BDA トポロジの変更の設定を開始します。 BDA ミニドライバーは、ディスパッチ テーブルとフィルターオートメーション テーブルを定義して、それらのミニドライバーが BdaStartChanges 関数を直接ディスパッチするか、内部メソッド (KStrMethodHandler) を使用してこの要求をインターセプトし、 BdaStartChanges 関数を 呼び出すようにします。 たとえば、この要求をインターセプトする BDA ミニドライバーは、渡された IRP から BDA フィルターへのポインターを取得して、保留中のフィルター リソースを新しい要件にリセットし、フィルターの変更状態をBDA_CHANGES_COMPLETEに設定できるようにします。 詳細については、「 自動化テーブルの定義 」および 「BDA フィルターのプロパティの変更 」を参照してください。
BdaStartChanges 関数を呼び出すと、まだコミットされていない以前に要求されたトポロジ変更はすべて無視されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | bdasup.h (Bdasup.h を含む) |
Library | Bdasup.lib |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |