BdaUninitFilter 関数 (bdasup.h)

BdaUninitFilter 関数は、関連付けられているフィルター インスタンスから BDA フィルター コンテキストを削除します。

構文

NTSTATUS BdaUninitFilter(
  [in] PKSFILTER pKSFilter
);

パラメーター

[in] pKSFilter

BDA フィルター コンテキストを削除するフィルターを指します。

戻り値

STATUS_SUCCESSまたは適切なエラー コードを返します。

注釈

BdaUninitFilter 関数は、レガシ ドライバーをサポートするためだけに存在するため、現在は使用されていません。 つまり、新しい BDA ミニドライバーの実装では BdaUninitFilter を呼び出さないでください。

Windows XP 以降では、BDA サポート ドライバー (Bdasup.sys) によって、フィルター インスタンスに関連付けられている BDA フィルター コンテキストの削除が自動的に処理されます。 BDA ミニドライバーが BdaInitFilter を呼び出すと、BDA サポート ドライバーは独自の BDA フィルター コンテキストを作成します。 この BDA フィルター コンテキストは、BDA ミニドライバーには表示されません。 ただし、必要に応じて、BDA サポート ドライバーはこの BDA フィルター コンテキストにアクセスできます。 BDA サポート ドライバーは、関連付けられている KSFILTER オブジェクトのオブジェクト バッグに、この BDA フィルター コンテキストへのポインターを追加します。 関連付けられた KSFILTER オブジェクトが破棄されると、AVStream は BDA サポート ドライバーに対して、この BDA フィルター コンテキストをオブジェクト バッグから削除することを要求します。 このようにして、BDA サポート ドライバーは、BDA ミニドライバーによる介入を必要とせずに、この BDA フィルター コンテキストを破棄できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Microsoft Windows XP 以降のオペレーティング システムで使用できます。 このルーチンは、Microsoft DirectX 9.0 以降がそのプラットフォームにインストールされている場合にのみ、Windows 2000 プラットフォームで使用できます。
対象プラットフォーム デスクトップ
Header bdasup.h (Bdasup.h を含む)
Library Bdasup.lib
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

BdaInitFilter

KSFILTER