SplIsSessionZero 関数 (winsplp.h)

SplIsSessionZero 関数は、特定の印刷ジョブ (印刷ハンドルとジョブ ID) がセッション 0 で発行されたかどうかを判断します。

構文

DWORD SplIsSessionZero(
  [in]  HANDLE hPrinter,
        DWORD  JobId,
  [out] BOOL   *pIsSessionZero
);

パラメーター

[in] hPrinter

プリンターへのハンドル。

JobId

印刷ジョブを指定します。

[out] pIsSessionZero

セッションの SessionID が 0 の場合に TRUE に設定されているメモリの場所へのポインター。それ以外の場合、この値は FALSE に設定されます。

戻り値

成功すると、 SplIsSessionZero 関数はERROR_SUCCESSを返します。それ以外の場合、この関数は Win32 エラー コードを返します。

注釈

カスタム ユーザー インターフェイス要素を表示するドライバーは、 SplIsSessionZero 関数を使用して、現在のジョブがセッション 0 で発行されたかどうかを判断できます。 このようなドライバーは、この情報を使用して、セッション 0 ではなく、ユーザーのセッションにユーザー インターフェイス要素を表示できるようにします。 関連する関数 SplPromptUIInUsersSession は、ユーザーのセッションに標準の Windows メッセージ ボックスを表示します。

Windows 2000 で実行することを目的としたドライバーでこの関数を使用する場合は、 LoadLibrary 関数の呼び出しによって spoolss.dll を読み込み、 GetProcAddress 関数の呼び出しによってその DLL 内でこの関数のアドレスを見つける必要があります。 GetProcAddress の呼び出しが失敗した場合は、別のメカニズムを使用してユーザー インターフェイス要素を表示する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント この関数は、Windows XP 以降で使用できます。
対象プラットフォーム デスクトップ
Header winsplp.h (Winsplp.h を含む)
Library Spoolss.lib
[DLL] Spoolss.dll

こちらもご覧ください

SplPromptUIInUsersSession