PFND3D12DDI_BEGIN_PASS コールバック関数 (d3d12umddi.h)

ドライバーには、アプリが一貫したワークロードのパスを開始したことが通知されます。 アプリ パスが開始されたことがドライバーに通知されると、ドライバーは監視を記録するか、検出された最適化を使用します。

構文

PFND3D12DDI_BEGIN_PASS Pfnd3d12ddiBeginPass;

void Pfnd3d12ddiBeginPass(
  D3D12DDI_HCOMMANDLIST unnamedParam1,
  D3D12DDI_HPASS unnamedParam2,
  D3D12DDI_PASS_FLAGS PassFlags
)
{...}

パラメーター

unnamedParam1

コマンド リストのドライバーのデータへのハンドル。 ドライバーは、このメモリ領域を使用して、コマンド リストに関連する内部データ構造を格納します。

unnamedParam2

アプリによって作成されたパスへのハンドル。

PassFlags

アプリがパスを起動したときにドライバーが実行する必要があることを示すフラグ。

戻り値

なし

解説

このコールバックはテストの一環として使用され、アプリが一貫したワークロードの "パス" を繰り返しているときに、ドライバーがパフォーマンスの成功を検出できるかどうかを確認します。 アプリは、一部のパスがどのように実行されるかを観察するようにドライバーに指示し、ドライバーに同じパスの今後の実行の最適化を行う機会を与えます。 "パス" の内容は何でもかまいません。パスの全体的なパフォーマンス特性に比較的一貫性を持たせるのはアプリ次第です。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10
最小 UMDF バージョン D3D12DDI_SUPPORTED_0020
Header d3d12umddi.h