DXGK_FLIPQUEUE_LOG_ENTRY 構造体 (d3dkmddi.h)

ハードウェアフリップキューモデルでは、DXGK_FLIPQUEUE_LOG_ENTRY構造体には、完了または取り消されたフリップの 1 つのフリップキューログエントリが含まれています。

構文

typedef struct _DXGK_FLIPQUEUE_LOG_ENTRY {
  ULONGLONG PresentId;
  ULONGLONG PresentTimestamp;
} DXGK_FLIPQUEUE_LOG_ENTRY;

PresentId

[入力]完了または取り消された反転を識別します。

PresentTimestamp

[入力]フリップのタイムスタンプ。この値は、CPU クロックカウンターユニット ( KeQueryPerformanceCounter から取得) で指定されます。 PresentTimestamp には、次のいずれかの値を指定できます。

値	意味
DXGK_HWFLIPQUEUE_TIMESTAMP_CANCELLED	反転が取り消され、コンテンツが画面に表示されることはありませんでした。
値 > 0	画面にフリップが表示され始めた場合のタイムスタンプ。つまり、スキャンアウトの開始時刻です。

DXGKARG_SETFLIPQUEUELOGBUFFER構造体には、DXGK_FLIPQUEUE_LOG_ENTRY構造体の配列へのポインターが含まれています。

要件	値
サポートされている最小のクライアント	Windows 11 (WDDM 3.0)
Header	d3dkmddi.h