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IDebugClient2::AttachKernel メソッド (dbgeng.h)

AttachKernel メソッドは、デバッガー エンジンをカーネル ターゲットに接続します。

構文

HRESULT AttachKernel(
  [in]           ULONG Flags,
  [in, optional] PCSTR ConnectOptions
);

パラメーター

[in] Flags

デバッガーがカーネル ターゲットにアタッチする方法を制御するフラグを指定します。 次の値を指定できます。

説明
DEBUG_ATTACH_KERNEL_CONNECTION ターゲット コンピューター上のカーネルにアタッチします。
DEBUG_ATTACH_EXDI_DRIVER eXDI ドライバーを使用してカーネルにアタッチします。

[in, optional] ConnectOptions

カーネル ターゲットを実行しているコンピューターと通信するための接続設定を指定します。 ConnectOptions の解釈は、Flags の値によって異なります。

DEBUG_ATTACH_KERNEL_CONNECTION

ConnectOptions は、WinDbg および KD コマンド ラインの -k スイッチに続くオプションと同じように解釈されます。 環境変数は、-k スイッチに影響するのと同じ方法で ConnectOptions に影響します。

DEBUG_ATTACH_EXDI_DRIVER

eXDI ドライバーについては、このドキュメントでは説明しません。 ハードウェア プローブまたはハードウェア シミュレーターへの eXDI インターフェイスがある場合は、デバッグ情報について Microsoft にお問い合わせください。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。

注釈

メモWaitForEvent メソッドが呼び出されるまで、エンジンはカーネルに完全にアタッチしません。 カーネルがイベントを生成した後 (たとえば、最初のブレークポイント)、デバッガー セッションで使用できるようになります。
 
ライブ カーネル モード ターゲットへの接続の詳細については、「 Live Kernel-Mode Targets」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

AttachProcess

GetKernelConnectionOptions

IDebugClient

IDebugClient2

IDebugClient3

IDebugClient4

IDebugClient5

IsKernelDebuggerEnabled