次の方法で共有


IDebugControl2::SetTextReplacement メソッド (dbgeng.h)

SetTextReplacement メソッドは、ユーザー名のエイリアスの値を設定します。

構文

HRESULT SetTextReplacement(
  [in]           PCSTR SrcText,
  [in, optional] PCSTR DstText
);

パラメーター

[in] SrcText

ユーザー名のエイリアスの名前を指定します。 デバッガー エンジンは、この文字列のコピーを作成します。 SrcText が自動エイリアスの名前と同じ場合、自動エイリアスは新しいユーザー名のエイリアスによって非表示になります。

[in, optional] DstText

ユーザー名のエイリアスの値を指定します。 デバッガー エンジンは、この文字列のコピーを作成します。 DstTextNULL の場合、ユーザー名のエイリアスは削除されます。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。

注釈

コマンドを実行したり式を評価したりする前に、デバッガー エンジンは SrcText で指定されたエイリアスをエイリアスの値 ( DstText で指定) に置き換えます。

SrcText がアスタリスク (*) で DstTextNULL の場合、すべてのユーザー名のエイリアスが削除されます。 これは RemoveTextReplacements メソッドと同じ動作です。

このメソッドによってエイリアスが変更されると、DEBUG_CES_TEXT_REPLACEMENTS フラグを IDebugEventCallbacks::ChangeEngineState コールバック メソッドに渡すことによって、イベント コールバックに通知されます。

デバッガー エンジンで使用されるエイリアスの概要については、「エイリアスの使用」を参照してください。 デバッガー エンジン API でエイリアスを使用する方法の詳細については、「 エンジンとの対話」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

GetTextReplacement

IDebugControl2

IDebugControl3

OutputTextReplacements

RemoveTextReplacements

SetTextMacro

ad (エイリアスの削除)

as、aS (エイリアスの設定)