IDebugControl3::AddBreakpoint メソッド (dbgeng.h)

AddBreakpoint メソッドは、現在のターゲットの新しいブレークポイントを作成します。

構文

HRESULT AddBreakpoint(
  [in]  ULONG             Type,
  [in]  ULONG             DesiredId,
  [out] PDEBUG_BREAKPOINT *Bp
);

パラメーター

[in] Type

新しいブレークポイントのブレークポイントの種類を指定します。 次のいずれかの値を指定できます。

説明
DEBUG_BREAKPOINT_CODE ソフトウェア ブレークポイント
DEBUG_BREAKPOINT_DATA プロセッサ ブレークポイント

[in] DesiredId

新しいブレークポイントの目的の ID を指定します。 DEBUG_ANY_IDされている場合、エンジンは未使用の ID を選択します。

[out] Bp

新しいブレークポイントへのインターフェイス ポインターを受け取ります。

戻り値

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。
E_INVALIDARG
目的の ID でブレークポイントを作成できなかったか、 Type の値が認識されませんでした。
 

このメソッドは、他のエラー値を返す場合もあります。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

注釈

DesiredId がDEBUG_ANY_IDされておらず、別のブレークポイントで既に ID DesiredId が使用されている場合、これらのメソッドは失敗します。

ブレークポイントは空で作成され、無効になります。 ブレークポイントの構成と有効化の詳細については、「ブレークポイントの使用」を参照してください。

クライアントは、新しいブレークポイントの加算器として保存されます。 GetAdder に関するページを参照してください。

メモIDebugBreakpoint は COM インターフェイス IUnknown を拡張しますが、ブレークポイントの有効期間は IUnknown インターフェイスを使用して制御されません。 代わりに、 RemoveBreakpoint が呼び出された後にブレークポイントが削除されます。
 

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

[ブレークポイント]

IDebugBreakpoint

IDebugControl

IDebugControl2

IDebugControl3

RemoveBreakpoint

ブレークポイントの使用