DXGKARG_DPAUXIOTRANSMISSION 構造体 (dispmprt.h)

DXGKARG_DPAUXIOTRANSMISSION構造体は、DXGKDDI_DPAUXIOTRANSMISSION コールバックのパラメーターです。

構文

typedef struct _DXGKARG_DPAUXIOTRANSMISSION {
  struct {
    UINT Write : 1;
    UINT CanUseCachedData : 1;
    UINT Reserved : 30;
  };
  UINT   RootPortIndex;
  UINT   DPCDAddress;
  BYTE   NumBytesRequested;
  UINT   DPNativeError;
  BYTE   NumBytesDone;
  BYTE   Data[MAX_DP_NATIVE_AUX_IO_SIZE];
} DXGKARG_DPAUXIOTRANSMISSION, *PDXGKARG_DPAUXIOTRANSMISSION;

メンバー

Write

操作が読み取りまたは書き込みのいずれであるかを示します。 値 0 は、DisplayPort 構成データ (DPCD) 操作が読み取りであることを示します。値 1 は、DPCD への書き込みを示します。

CanUseCachedData

を設定すると、ドライバーが実際の AUX トランザクションなしでキャッシュされたデータを使用できることを示します。

Reserved

予約済みです。使わないでください。

RootPortIndex

DPCD 読み取りまたは書き込み操作を実行する DP 対応コネクタのインデックス値。 ドライバーは、以前の呼び出しで GPU 上の DP 対応コネクタの合計数 を返DXGKDDI_QUERYDPCAPSDXGKDDI_DPAUXIOTRANSMISSIONへの後続の呼び出しは、RootPortIndex0 から NumRootPorts - 1 までの DP コネクタを参照します。

DPCDAddress

読み取りまたは書き込み操作の DPCD アドレス。

NumBytesRequested

DPCDAddress 以降の読み取り/書き込みバイト数。

DPNativeError

ドライバーが DXGKDDI_DPAUXIOTRANSMISSIONからSTATUS_DEVICE_PROTOCOL_ERRORを返すときにエラーの詳細をエンコードできるフィールド。

NumBytesDone

読み取りまたは書き込まれた実際のバイト数。

Data[MAX_DP_NATIVE_AUX_IO_SIZE]

書き込み操作用に書き込むデータ、または読み取り操作のデータを受信するデータを格納するバッファー。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 バージョン 2004
Header dispmprt.h

こちらもご覧ください

DXGKDDI_QUERYDPCAPS

DXGKDDI_DPAUXIOTRANSMISSION